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G8宗教指導者サミット 2008年夏 日本開催

2007年6月5〜6日、ドイツのケルンにおいて、世界各国から60名の宗教者を集めて、第2回目の『G8宗教指導者サミット(Religious Leaders Summit)』が開催された。これは、ちょうどその時期に、同国のハイリゲンダムで開催されていたG8サミット(主要国首脳会議)に集った仏米英独日加伊露8カ国およびEUの首脳に向けて、現代社会に惹起するさまざまな問題に対する宗教界の意見を反映させる目的で組織された会議であり、昨年のサンクトペテルブルグサミットの際に、ロシア正教会がホストとなり第1回のG8宗教指導者サミットがモスクワで開催されたことを受けてのものである。


共に蝋燭に火を付けて祈る諸宗教指導者

 今回のケルンでのG8宗教指導者サミットは、EKD(ドイツ福音教会連合会)がホストとなって、かつて、南アフリカでアパルトヘイトに対する反対運動でノーベル平和賞を受賞したD・ツツ大主教や、ジュネーブに本部を置くWCC世界教会協議会)のS・コビア総幹事をはじめ、キリスト教各派はいうに及ばず、イスラム教・ユダヤ教・ヒンズー教・仏教・神道など、世界の諸宗教の指導者を招いて、「経済モデルの再考」、「アフリカの立場の強化」、「平和と安全の推進」、「貧困根絶」、「気候変動に関する新たな国際的枠組み」等の問題について協議された。日本からは、日本キリスト教協議会の山本俊正総幹事と、金光教泉尾教会の三宅善信総長の2名が参加した。


講演を終えてツツ大主教と握手する
三宅総長

 なお、今回の決議文は、ドイツ首相府を通じて、ハイリゲンダムで開催されていたG8サミットに伝えられたのをはじめ、6月7日から10日にかけてドイツ各地で実施された「Kirchentag(教会デー)」の行事において報告された。


ケルンの大聖堂前広場で開催された「Kirchentag」の公開行事

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