大恩師親先生十年祭厳かに仕えられる


8月30日、泉尾教会で「大恩師親先生十年祭」が仕えられ、内外各界からのご来賓150名を含む2,000名が参拝し、大恩師親先生(初代教会長、故三宅歳雄師の尊称)のご遺徳を称えた。また、教会での祭事に引き続き、リーガロイヤルホテルで「故三宅歳雄大人(うし)を偲ぶ会」が開催された。翌31日には、和歌山市の三宅家奥城(おくつき)で、十年祭報告墓前祭が仕えられた。


泉尾教会の霊殿で仕えられた大恩師親先生十年祭で祭詞を奏上する
祭主三宅善信総長



▼感激のうちに仕えられた追慕賛嘆の十年祭

残暑厳しい中、大恩師親先生十年祭の当日、8月30日を迎えた。この日は、衆議院議員総選挙の投票日であったにもかかわらず、全国から大勢の参拝者が参集した。午後2時、会堂広前神前において、奏上祭が始まった。大恩師親先生が平成十一年8月31日にご帰幽されて以来10年間のご神護を親神様・教祖様に御礼申し上げ、これから仕えられる十年祭の成就を祈り、祭主三宅善信総長の玉串奉奠に合わせて参拝者一同が拝礼した。


大恩師親先生十年祭で満堂の泉尾教会会堂

奏上祭に続いて、大恩師親先生の大きなご遺影が正面に掲げられた霊前において、大恩師親先生十年祭が仕えられた。祭員着席後、捲簾(けんれん)行事(霊殿の御簾を捲き上げること)に続いて、『大恩師親先生報徳拝詞』が唱えられ、献饌物が綺麗に盛りつけられた三宝が一台一台心を込めてお供えされてゆくご霊殿を拝し、ご祭事の感激はひとしお…。参拝者一同、大恩師親先生の大御徳を偲び、師願継承の誓いを新たにした。


各界からのご来賓が故三宅歳雄師の遺徳を偲んで
玉串を奉奠された

続いて、祭主三宅善信総長が亡き二代親先生(故三宅龍雄師)を彷彿するお声で祭詞を奏上され、玉串奉奠をされた後、湯川正夫玉水親教会長、三宅光雄教会長の順でご霊前に参進されて玉串をご奉奠された。さらに、教会長夫人・先代教会長夫人以下、家族親族の玉串奉奠に続いて、和宗総本山四天王寺の奥田聖應管長をはじめ、宗教界・政界などからのご来賓と、金光元正師、白神信幸大阪教会長、近藤武野難波教会長をはじめとする金光教の関係教会長の先生方ら150名が次々と玉串を奉奠された。参拝者代表信徒総代玉串奉奠、祖先賛詞を奉唱した後、三宅光雄教会長が参拝者に対してご挨拶を行われ、祭員が退下して十年祭は恙(つつが)なく終了した。


三宅歳雄師十年祭の参拝者に挨拶される
三宅光雄教会長


▼ますます拡がる泉尾教会の働き

この後、午後4時半から、会場をリーガロイヤルホテル「光琳の間」に遷し、『故三宅歳雄大人を偲ぶ会』が開催された。最初に、三宅光雄教会長がご挨拶を行い、続いて、ご来賓を代表して、全日本仏教会会長の松長有慶高野山真言宗管長、神社本庁副総長の田中恆清石清水八幡宮宮司、G8宗教指導者サミット2010事務総長のジェームス・クリスティWFM(世界連邦運動)理事長、IARF(国際自由宗教連盟)副会長の西田多戈止一燈園当番らが「偲ぶ言葉」を述べられ、池長潤カトリック大阪大司教の発声により献杯。開宴となり、参加者それぞれが大恩師親先生の想い出を偲んだ。


ご来賓を代表して「偲ぶ言葉」を述べられる
全日本仏教会会長の松長有慶高野山真言宗管長

この日は、「天下分け目」の衆議院議員総選挙の当日という政治家にとっては大変忙しい日であったにもかかわらず、亀井静香国民新党代表代行をはじめ、数多くの国会議員が偲ぶ会に列席した。さらに、G8宗教指導者サミット2010諸宗教委員会委員長のカレン・ハミルトンWCRP国際委員長が故人との想い出や、泉尾教会とG8宗教指導者サミットとの特別の関係について語った。



池長潤カトリック大阪大司教の献杯で開宴となった

この日のご来賓は、上記にお名前の上がった先生方以外に、ご本人が参列された方だけでも、松下日肆本門法華宗管長、東條仁哲真言宗犬鳴派管長(全日本仏教会副会長)、亀谷暁英真言宗大本山随心院門跡、左藤恵大谷学園理事長(元法務大臣)、平岡英信清風学園理事長(国際宗教同志会理事長代行)、増田貞圓大阪府宗教連盟理事長(大阪府仏教会会長)、大村英昭コルモス会長、力久隆積善隣教教主、田澤清喜松緑神道大和山教主、田中庸仁真生会会長、浅川重美ITRI会長、中野寛成元衆議院副議長、柳本卓治衆議院議員、寺井種伯大阪天満宮宮司(大阪府神社庁長)、木積康弘石切劔箭神社宮司、三輪隆裕日吉神社宮司、松井龍一郎天理教明城大教会長、山田能裕天台宗大僧正、宮本けいし妙智會教団理事長(WCRP日本委員会事務総長)、吉村タ英融通念佛宗宗務総長、S・カルサ・シーク教西半球指導者、六條照瑞大阪府宗教婦人連盟理事長(全日本仏教尼僧法団副総裁)、西浦道哉浄土宗総本山知恩院内事部長、井上昭夫天理大学おやさと研究所長、M・マタタ・オリエンス宗教研究所長、平岡昇修東大寺図書館長、梅田善美神道国際学会理事長、伊藤裕成日本レスキュー協会理事長、武田暢樹大阪ユネスコ協会事務局長、佐渡ヶ嶽満宗大相撲佐渡ヶ嶽部屋親方をはじめとする方々、それから、倍巌良舜融通念佛宗管長、黒住宗晴黒住教教主、出口紅大本教主、濱中光礼天台宗宗務総長、武覚超比叡山延暦執行、西高辻信良太宰府天満宮宮司、桶屋良祐念法眞教教務総長他がご名代を派遣された。


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