= 2001年8月の行事&出来事 =

 

中野寛成民主党副代表 先代教会長の霊前に参拝

 8月31日(金)、民主党副代表中野寛成代議士が三宅龍雄教会長を表敬、先代教会長の霊前に参拝した。

 ちょうど2年前(1999年)8月31日の夕方に、先代教会長の三宅歳雄大人(うし)が帰幽(死去)したが、故人に生前から指導を受けていた中野寛成民主党副代表が広前霊殿に参拝し、玉串を捧げた。


三宅龍雄教会長と中野寛成代議士

 また、中野代議士は、7 月の参議院選挙の総括と9月末から始まる国会での民主党の活動方針等について三宅龍雄教会長に報告し、政治状況へのアドバイスを求めた。

8/31



アイヌ問題学習会に参加

 8月28〜30日、泉尾教会が本年度の当番教団を務めるJLC(IARF日本連絡協議会)では、国際的な少数・先住民族救援活動の一貫として、北海道各地で「アイヌ学習会」を開催した。

 JLC事務局長の三宅善信執行が引率者となって、28日には札幌市の(社)北海道ウタリ協会と道立北海道開拓記念館、29日には萱野茂アイヌ資料館と平取町立二風谷アイヌ資料館、30日には白老アイヌ民族博物館を訪れ、アイヌの人々の生活や歴史資料を見学し、それぞれの施設で専門研究員らからアイヌの文化・宗教・歴史および人権問題等について学習した。


萱野茂アイヌ資料館で副館長の講演を聴くJLCメンバー

 今回の「JLCアイヌ学習会」には、IARF国際評議員である酒井教雄立正佼成会理事長、山本行隆椿大神社宮司や、JLC加盟教団の代表である西田多戈止一燈園当番、三輪隆裕日吉神社宮司らをはじめ、現地で参加した立正佼成会員を含めて、3日間でのべ65名が参加して盛況であった。

 なお、今回の学習会の内容については、IARF本部(オックスフォード)が発行する機関誌(英文)にも近日紹介される予定。

8/28〜30




スカウト金光教章講習会 開催

 8月25・26両日、第13回金光教章取得講習会が泉尾教会で開催された。「金光教章」とは、ボーイスカウト・ガールスカウトが授与している野営や救急などの資格の内、仏教やキリスト教などと共に宗教に関する資格として知られ、例年、泉尾教会を会場に開催されている。


三宅龍雄教会長と共に会堂をバックに記念撮影
8/25〜26




キム・インチョル圓佛教元教政院長 参拝 

 8月25日(土)、キム・インチョル圓佛教中央訓練院長が三宅龍雄教会長を表敬訪問し、日韓宗教交流の端緒を開き、同教団と関係の深かった先代教会長故三宅歳雄大人を祀った霊殿に参拝した。


キム師と懇談する三宅龍雄教会長と三宅光雄副教会長

 キム・インチョル師は、圓佛教教政院長(教務の最高責任者)や系列の圓光大学の理事長を務めた圓佛教の中心的人物であるが、戦後、難しかった日韓宗教交流の端緒を開き、28年の長きに渡って日韓宗教者協議会の会長を務めた先代教会長の没後2年を目前に控えたこの時期、わざわざ来日して参拝された。同師の参拝はこれで2度目であり、いかに三宅歳雄師が同教団の指導者から敬愛されていたが判る。


霊殿に恭しく参拝するキム・インチョル師

 また、キム・インチョル師が圓光大学の理事長をされていた1996年の夏に、同大学をメイン会場として開催された第28回IARF(国際自由宗教連盟)世界大会の際にも、IARF国際評議員である三宅龍雄現教会長が、韓国での大会運営が円滑に行われることに対して、大きな貢献をしたことへ、改めて謝意を述べた。

8/25



インドネシア独立記念式典に出席
 8月17日(金)、ホテルニューオータニ(大阪市中央区)で開催されたインドネシア共和国独立56周年記念式典に、泉尾教会から三宅善信執行が参列した。

 泉尾教会とインドネシアとの関係は、以前からあり、特にアブドゥルラフマン・ワヒド前大統領の時代には、大統領とも再三会見するなど良好な関係であったが、7月23日にワヒド政権が崩壊したメガワティ・スカルノプリ新大統領就任後も、依然として関係は続いている。


サトヨ在大阪インドネシア総領事と三宅善信師

 この日、イブン・サトヨ在大阪インドネシア総領事から歓迎を受けた善信師は、会場で旧知の英・印・泰国総領事らと旧交を温め会った。

 なお、本年11月には、インドネシアの旧都ジョクジャカルタにおいて第7回ACRP(アジア宗教者平和会議)大会が開催され、泉尾教会からも正式参加する予定である。 
8/17



世界平和祈願祭ならびに戦没者慰霊祭

8月15日(水)午前11時から、広前神前において世界平和祈願祭(祭主:三宅光雄副教会長)が、また、霊前において戦没者ならびに新規物故者慰霊祭が仕えられた。

 世界平和祈願祭においては、故三宅歳雄先代教会長が長年推進してきた宗教対話・協力による世界平和の実現に向けて、教会を挙げて取り組むことを誓い、男女青年会員の代表をはじめ参拝者全員が平和の誓いの折り鶴を神前に供えた。


神前で仕えられた世界平和祈願祭 

 戦没者ならびに新規物故者慰霊祭では、太平洋戦争の戦没者の遺族およびこの一年間に帰幽(死去)した信者の遺族遺族の代表らが、玉串を奉奠し、御霊の平安を祈念した。泉尾教会では、毎年お盆期間中(8月13〜16日)、霊前を荘厳し、参拝者(泉尾教会に先祖の御霊を合祀している人)がいつでも玉串を奉奠できるようになっている。


霊前に玉串を奉奠する三宅龍雄教会長

 祭典終了後、正午の時報に合わせて、参拝者全員で1分間の黙祷を捧げ、三宅龍雄教会長による教話を拝聴した。
8/17

8/17


事故死者ならびに水子慰霊祭

 8月12日(日)、広前霊前において、火難・水難・落雷・交通事故死者等の不慮の事故死者慰霊祭ならびに水子慰霊祭(祭主:三宅光雄副教会長)が仕えられた。

 本慰霊祭は、毎年、この時期に行われ、「(不慮の事故死によって)この世に大いに未練を残されているであろう御霊」や「この世に生を受けることなく亡くなった水子の霊」を慰めるために、大勢の家族・遺族の人々が参拝してくる。

8/12



人類共栄会総会開催

 8月12日(日)、平成13年度の人類共栄会の総会が、泉尾教会の大会堂広前で開催された。

 開会宣言後、常任理事の川島晴見氏が議長に指名され、議事進行を計った。また、昨年度の収支・活動報告と今年度の予算・活動方針案について田村勤一事務局長から報告がなされ、原案通り承認された。


議事進行中の総会

 特に、来年1月に創設50周年を迎える人類共栄会は、目下のところ、「社団法人」化のプロセスを進めており、そのためにも、今年度の予算規模を3,400万円にする必要があると報告され、注目を集めた。

 最後に、人類共栄会会長である三宅龍雄教会長が挨拶を行い、西村信正理事から決意の表明が行われ、今年度の総会は無事、終了した。

8/12



辯天宗の万燈会大法要に出席 

 8月8日(水)、辯天宗総本部(大阪府茨木市)で開催された同教団の「万燈会大法要」に、招待された三宅龍雄教会長の名代として三宅善信執行が出席した。

 本年度から大阪国際宗教同志会の会長を務められている大森慈祥辯天宗管長の招待によるもので、善信師は、大森管長らと共に、同教団の恒例行事である高校野球で有名な智辯学園のブラスバントによる演奏や婦人部の奉納踊りを謁見した後、13万人の人出で賑わった同教団の「奉納花火大会」を見学した。

8/8



夏のつどい・健児大会 開催
 泉尾教会では、8月3日(金)〜5日(日)の2泊3日の日程で、今年も「夏のつどい」が開催された。昭和初期から青少年教育に力を入れてきた泉尾教会では、毎年、夏休みの時期に、小学生から大学生までの青少年たちのプログラムを実施してきた。ゲームなどの楽しい行事や神習(広前で正座して瞑想する)などの精神修養、さらには現代社会の問題について討論するなど、日頃の学校教育では味わえない独自の人間教育を行っている。

大阪市立海の時空館を見学した
小学生のグループ 

合掌して「親先生のお出まし」を迎える
中学生のグループ
 8月5日には、泉尾健児団創立74周年記念大会が開催され、広前での祭典と記念式典の後、境内において信徒会・婦人会・求道会・青年会が用意した模擬店や各種ゲームで、参加した子供たち時の経つのを忘れて楽しんだ。

健児大会当日、大会堂前広場を駆け回る参加者たち

境内での模擬店の様子
8/3〜5



教会長 比叡山宗教サミットに参列

 8月4日(土)、1987年に世界の宗教指導者が集まって開かれた「比叡山宗教サミット」の14周年を記念する「世界平和祈りの集い」が、天台宗総本山延暦寺で開催され、神仏基新宗教各派の代表が多数参加、宗派の垣根を超えて恒久平和のために祈りを捧げた。泉尾教会からは、三宅龍雄教会長と三宅善信執行が列席した。


諸宗教の代表と共に登壇して祈りを捧げる三宅教会長

 式典には、渡邊惠進天台座主以下の天台宗関係者をはじめ、白柳誠一WCRP日本委員会理事長(カトリック枢機卿)・池田瑩輝世界連邦日本宗教委員会委員長(真言宗中山寺派元管長)らのお馴染みの顔ぶれに加えて、この春、大本の第5代教主に就任したばかりの出口紅師が参列したのが注目された。


三宅教会長の発声で乾杯が行われた

 諸宗教代表による「祈り」には、三宅龍雄泉尾教会長も登壇して、共に祈りを捧げた。また、比叡山頂での「祈りの集会」に引き続いて、大津市の琵琶湖ホテルで開催されたレセプションでは、三宅龍雄教会長が乾杯の発声を行った。

8/4



桜井新参議院議員 お礼参拝

 8月2日(木)、この度の参議院選挙の比例区で9位で当選した自民党の桜井新議員が、代議士2人と共にお礼参拝した。

 元環境庁長官の桜井氏の、経済や情報と同様の方法で生命の維持に直接繋がる食料の問題をグローバル化させることに反対し、その国その国の風土に基づいた農業を発展させ、日本の「水と緑を守る」という政策と、泉尾教会の環境問題に対するアプローチの方法が似ていたため、支援を受けていたもの。

 6、7、8月とわざわざ新潟から毎月参拝した同氏の政界復帰(昨年までは衆議院議員)によって、環境問題についての泉尾教会の活動が一層、推進されるものと期待されている。

8/2


問い合わせ先:金光教泉尾教会
mail: izuo@relnet.co.jp

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