< 2002年度5月 >


チャリティーバザーに3,000人。全額救援事業へ  
 5月26日(日)、泉尾教会の境内において、信徒会主催の第22回チャリティーバザー『すべての子供たちの笑顔のために』が開催された。


開会式でテープカットを行う三宅龍雄教会長夫妻

 今年で22回目を迎える難民救済チャリティーバザーでは、新緑の眩しい6,000坪の泉光園(泉尾教会の境内地)で、この日のために集められた新品を格安の値段で販売する「友愛セール」や、婦人会による大相撲佐渡ヶ嶽部屋力士秘伝の「ちゃんこ鍋」や求道会・青年会員たちによる餅つき・たこ焼き等をはじめとする各種の模擬店をはじめ、ボーイスカウトによる特設のフィールドアスレチックなどのアトラクションが行われ、近隣の住民約3,000人が参加して、楽しみながら世界各地を行われている泉尾教会の人道支援活動が学べるようになっている。


終日、多くの人々で賑わったバザー会場

 また、東海地区や和歌山、兵庫県下などの泉尾教会の出社(地方支部)の信徒会がそれぞれに持ち寄った産地直送の農作物などのコーナーも、新鮮な魚介類が人気を呼び、あっという間に売り切れてしまった。


緑眩しい泉光園の木陰で憩うバザー参加者たち

 例年は3月末に行われていたこの催しが、今年から5月末に変更になったが、初夏の好天に恵まれ、汗ばむような陽気の中で、終日、人々の歓声がこだました。なお、今回のバザーの売上金1,880,764円は全額、人類共栄会を通じて海外での救援活動に寄付される。

   02年05月26日


先代教会長三年祭奉迎委員を任命  

 5月24日(金)、おかげ祭に合わせて、三宅龍雄教会長から「先代恩師親先生三年祭奉迎委員」の任命式が行われた。


三宅龍雄教会長から任命状を拝受する信徒総代

 9月1日に斎行される先代教会長故三宅歳雄大人の三年祭まで、ちょうど「あと100日」と迫ったこの日、熱心な信奉者の中から、同三年祭を目指して一層の精進に励む「先代恩師親先生三年祭奉迎委員」130名が任命され、これらを代表して信徒総代の樋口徳光・田上知・川島晴見・廣瀬彰の各氏が、三宅龍雄教会長から任命状を拝受した。

   02年05月24日


WCRP青年部会がキャンプの打ち合わせ

 5月25日(木)、信修館研修室において、WCRP日本委員会青年部会(幹事長:林丈嗣弓矢八幡副教主)が、本年8月23〜25日に泉尾教会を会場に開催される同青年部会のサマーキャンプの実行委員会打ち合わせ会が開催され、熱心な討議が行われた。


泉尾教会で開催されたキャンプ実行委員会

   02年05月23日


IARF世界大会 関西地区事前学習会 開催

 5月18日(土)、神徳館国際会議場において、この夏、ハンガリーのブダペストで開催されるIARF(国際自由宗教連盟:本部オックスフォード)の第31回世界大会参加予定者のための関西地区事前学習会が開催された。


新免光比呂先生の講演に耳を傾ける学習会参加者たち

 IARF日本連絡協議会加盟教団一燈園の当番(代表)の西田多戈止師からの開会挨拶に続いて、百年以上の歴史を誇るIARFにおいても、東欧地域で開催される初めての世界大会であり、それ以上に、日本人とっては馴染みの薄い地域だけに、今回の事前学習会においては、東欧研究級の専門家である国立民族学博物館の新免光比呂助教授を講師に招いて『東欧における宗教と民族』をテーマに基調講演を聴いた。

 続いて、三宅善信執行をモデレータにして、パネルディスカッションが行われた。パネリストは、名古屋商科大学教授のS・ピッケン博士とIARF日本チャプター事務局長の三輪隆裕日吉神社宮司と新免光比呂先生の各氏であり、2,000年間にわたる東欧の歴史を概観した上で、東欧諸国の大半を占めるスラブ民族社会に、カトリック教会・東方正教会・イスラム教がそれぞれどういう影響を与えてきたかについて、熱の籠もった討論が行われた。


大いに盛り上がったパネルディスカッション

最後に、IARF国際評議員でもある三宅龍雄が閉会の挨拶を行われ、事前学習会は終了した。なお、今回の学習会には、立正佼成会・一燈園・椿大神社等からの参加者も含めて二十数名が出席した。

   02年05月18日


教会長が大本五代教主披露の会に列席

 5月16日(木)、三宅龍雄教会長は、京都ホテルオークラ(京都市中京区)で開催された大本(島本邦彦本部長)の「五代教主就任披露の会」に招待され、列席した。

 昨年4月の四代教主昇天(逝去)に伴い五代教主に就任した出口紅師を披露するもので、渡邊恵進天台座主や新田邦夫神道修成派管長や深田充啓円応教教主ら宗教界をはじめ、芸事の盛んな大本らしく、能の金剛流宗家金剛永謹師や茶道裏千家家元千宗室師らの姿も見えた。

   02年05月16日


三宅善信執行 日本テレビ報道番組に出演 

  5月14日(火)、三宅善信執行は、日本テレビの全国放送ニュース番組『ニュース・プラス1』にビデオ出演した。同師は、昨年来の外務省諸疑惑に関連して、積極的に発言していることが、昨今、マスコミから注目されており、3月5日のテレビ朝日のワイドショー『スーパーモーニング』に続いてのテレビ出演である。


三宅善信執行へのインタビューがオンエアされた

   02年05月14日


副教会長 国連子供サミットに出席

 5月7日〜15日までの日程で、三宅光雄副教会長は、国連本部で開催された『子供のための特別総会(通称:国連子供サミット)』および関連諸国際会議に参加するため、ニューヨークを訪問した。



聖ジョン教会でテロ犠牲者追悼と平和の祈りを捧げる三宅光雄副教会長

 今回の「国連子供サミット」は、2001年6月にコフィ・アナン事務総長が"We the Children"という、1990年に開催された第1回の国連「子供のための特別総会」(註:当総会には、先代教会長故三宅歳雄師が世界の宗教指導者の代表として公式に招待され、ノーベル平和賞受賞者である南アフリカのD・ツツ大主教らと共に「祈り」を行った)で設定された目標に向けて、「達成されたこと、されていないこと」を示した報告書を作成したことを受けての会議であり、180数カ国からの代表国(うち60数カ国は首脳が参加)と、3,000を越えるNGO(非政府団体)が参加した。

 8日、三宅光雄副教会長は、世界各国首脳らも参加する特別総会の開会式(NGOの3,000団体にわずか50席分しか与えられていない)のための国連総会場へのWCRP(世界宗教者平和会議)の正式代表として列席することができた。


すっかり片づけられたグランド・ゼロを訪れた三宅光雄師

 9日は、昨年9月11日のいわゆる「同時多発テロ」事件によって瓦解し、多数の死傷者を出したWTC(世界貿易センタービル)の跡地「グランド・ゼロ」に隣接し、奇跡的に倒壊を免れたカトリックの聖ジョン教会で行われた「諸宗教による追悼と平和の祈り」において、日本の宗教を代表して祈りを捧げた。

 この日の午後には、ユニセフ米国委員会の本部において、WCRPとユニセフが共同して開催した協議会に出席し、ユニセフの代表者から、長年にわたって南アジア各国で孤児院や学校を運営してきた泉尾教会の活動実績について、高い評価がなされた。また、立正佼成会のニューヨーク教会で開催された妙智會教団「ありがとう基金」主催の「子供会議」(三宅光雄師の次女がメンバーとして参加)を見学した。


ユニセフで開催された会議で発言する三宅光雄師

 10日には、国連チャーチセンターで開催された「ありがとう基金」主催の「子供会議」にオブザーバー参加した。また、この日は、国連本部総会場で、世界の宗教者を代表のひとりとして、宮本丈靖妙智會教団会長がスピーチを行い、大いに注目を集めた。


ユニセフのF・アリ局長とWCRPのW・ベンドレイ事務総長と共に

 11日からは、ニューヨーク郊外のメリノール修道会世界本部の施設を使って開催されたGNRC(宗教者による子供のためのグルーバル・ネットワーク)会議に出席した。実は、このメリノール修道会と泉尾教会とは大変深い関係ある。先代教会長が国際的な平和活動をするキッカケになったのは、戦時中から戦後にかけて、米国人であるという理由で、憲兵に拘束されていたP・バーン神父を支援したという特別な信頼関係からである。このバーン神父こそ、このメリノール修道会本部から日本に派遣された宣教師だったのであり、実は同神父は、天皇制の護持や占領下の宗教政策のあり方などを進駐軍に提言することのできる「大物」であった。なお、同神父は、1950年の朝鮮戦争の際には、ローマ教皇の特使として渡韓したが、現地で共産軍に捉えられ、帰らぬ人となった。


メリノール修道会本部で開催されたGNRC会議に参加する三宅光雄師

   02年05月7日〜15日


融通念佛宗本山の萬部法要に参列

 5月3日(祝)、三宅善信執行は、融通念佛宗総本山大念佛寺(大阪市平野区)で行われた数百年の歴史を持つ萬部法要に参列した。同師は、同宗派本山関係者や天台宗や石清水八幡宮からの代表と共に「お練り」に登壇した。また、大相撲東関親方(元高見山関)らと懇談した。

   02年05月03日
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