< 2003年度5月 >


教会長 四天王寺管長晋山式に参列

 5月29日(木)、三宅龍雄教会長は、和宗総本山四天王寺で執り行われた塚原亮應四天王寺第109世管長の晋山式(しんざんしき=就任式)に参列した。


塚原亮應新管長に祝意を伝える
三宅龍雄教会長

 聖徳太子が593年に建立した日本仏法最初の官寺である四天王寺と泉尾教会とは、戦後直ぐから半世紀以上にわたる好誼があり、これまでも歴代管長の晋山式には、教会長が各宗派の代表者と共に参列している。


渡邉恵進天台座主と歓談する
三宅教会長

 三宅教会長は、この度、晋山された塚原管長に祝意を述べると共に、渡邉恵進天台座主らをはじめ、各宗派の管長方とも歓談した。

03年05月29日



チャリティーバザーに3,000人。全額救援事業へ

 5月25日(日)、泉尾教会の境内において、信徒会主催の第23回チャリティーバザー『すべての子供たちの笑顔のために』が開催された。


開会式でテープカットを行う
三宅龍雄教会長夫妻

 今年で23回目を迎える難民救済チャリティーバザーでは、新緑の眩しい6,000坪の泉光園(泉尾教会の境内地)で、信徒や協力業者などからこの日のために集められた新品を格安の値段で販売する「友愛セール」や、婦人会による大相撲佐渡ヶ嶽部屋力士秘伝の「ちゃんこ鍋」や求道会・青年会員たちによる餅つき・たこ焼き等をはじめとする各種の模擬店をはじめ、ボーイスカウトによる特設のフィールドアスレチックなどのアトラクションが行われ、近隣の住民約3,000人が参加して、楽しみながら世界各地を行われている泉尾教会の人道支援活動が学べるようになっている。


各出社の協力による
「産直」コーナーも大盛況

  また、東海地区や和歌山、兵庫県下などの泉尾教会の出社(地方支部)の信徒会がそれぞれに持ち寄った産地直送の農作物などのコーナーも、新鮮な魚介類が人気を呼び、あっという間に売り切れてしまった。


新緑の境内では「友愛セール」が
大いに盛り上がった

 この日は、穏やかな天気に恵まれ、終日、人々の歓声がこだました。なお、今回のバザーの売上金1,847,540円は、他の一般募金と合わせて、全額、人類共栄会を通じて海外での救援活動に寄付されることになっている。

03年05月25日


コルカタの社会活動家 副教会長を表敬

 5月20日(火)、インドのコルカタ(旧称カルカッタ)在住の社会活動家A・バナジー氏夫妻が泉尾教会を訪れ、南アジア地域で広範囲に活動を展開している世界連邦運動アジア青年センター(AYC)会長の三宅光雄副教会長を表敬するため、泉尾教会に来所した。

 ベンガル州の電力供給公社の役員を務めるバナジー氏は、「アジア友の会」の同地域における事務局長も務め、排出ガスによる環境悪化や地球温暖化への影響を最小限に押さえた日本(関西電力)の火力発電施設を見学するために大阪を訪れたもの。


三宅光雄副教会長と会談する
バナジー氏夫妻

 三宅光雄副教会長を会談したバナジー氏は、本年2月にコルカタで開催された第7回AYC総会を成功に導いた光雄師の指導力を称えると共に、引き続き、今後とも泉尾教会が、この地域の社会開発活動に貢献してくれるように依頼した。また、三宅善信執行とは、同地域の環境汚染防止政策について、専門的な話し合いを行った。

 会談に引き続き、バナジー氏夫妻は、会堂広前に参拝し、南アジア地域の社会救済活動に大きな貢献をした故三宅歳雄先代教会長の霊前に参拝した。

03年05月20日


元国連総会議長の講演会で副教会長が質問者に
 5月14日(水)、妙智會教団本殿大講堂(東京都渋谷区)で開催された妙智會教団主催の講演会『国連の将来――国際社会は何をめざすのか――』に三宅光雄副教会長が参加した。

 同講演会は、2001年9月の「9.11米国同時テロ」の時点で、国連総会の議長を務めていた韓国のハン・スンス(韓昇洙) 前外交通商相をゲストスピーカーに招いて開催されたが、基調講演を受けて行われた「質疑応答」の時間に、三宅副教会長が「世界平和を維持する機関であるはずの国連が、アメリカ一国主義の横暴によるイラク戦争を回避できなかったという無力さを国際社会に露呈してしまった現在、この失われた信用をいかにして取り戻すことができるかが、現在、国連に問われている最大の課題であるが…」という主旨の質問を行って、注目を集めた。

03年05月14日


庭野平和賞20周年記念行事に出席

 5月8日(木)、三宅善信執行は、東京都内のセンチュリー・ハイアットホテルで開催された「庭野平和賞20周年記念行事」に、三宅龍雄教会長の名代として列席した。

 「庭野平和賞」は、立正佼成会の開祖庭野日敬師が、世界平和に貢献した宗教家を顕彰するために設けた賞であるが、このたび、同賞の制定20周年を記念して、新たに「選考委員」として、ノーベル平和賞受賞者の南アフリカ共和国のD・ツツ前ケープタウン大主教をはじめ、世界の有識者10名を委嘱した。


挨拶を行うノルウェー国教会のスタルセット主教

 この日の式典では、庭野平和財団の庭野欽司郎理事長から趣旨説明が行われ、選考委員を代表して、ノーベル平和賞の選考委員を昨年まで務めていたノルウェー国教会のG・スタルセット・オスロ主教が挨拶を行った。続いて、庭野日鑛総裁から、本年度の受賞者である英国の「オックスフォード・リサーチ・グループ(ORG)」の代表プリシラ・エルワーズィ博士へ、賞状・記念メダル・賞金3,000万円が授与された。

 記念式典に続いて開催されたレセプションでは、三宅善信執行は、昨年6月にケニアで開催された「エイズの子供のためのアフリカ宗教指導者会議」以来、交流を続けているスタルセット主教との再会を喜ぶとともに、来賓として列席されていた日本宗教連盟理事長の工藤伊豆神社本庁総長や飯降政彦天理教表統領らとも歓談した。

03年05月08日


平成15年度第1回信徳殿

 5月4日から5日まで、1泊2日の日程で平成15年度第1回目の「信徳殿」が開催され、信者の有志が入殿した。

 信徳殿は、日頃から慣れ親しんで参拝している教会ではあるが、この期間中は、あらためて「親先生の内弟子」として、教会内で寝食を共にし、各種の修行コースを通して、各自の信心の自己吟味を行うものである。


教会長の講話を真剣に拝聴する入殿者たち

 4日午後に、会堂広前で行われた「入殿式」に始まり、会堂参集殿での教会長の講話、信修館研修室でのオリエンテーション、その後の小グループに分かれての信心錬成、境内清掃・会堂広前清掃、副教会の講話、特別信行と次々とプログラムが行われ、食事や入浴の時間さえも信心修行の中身とする密度の濃い一日である。

 翌5日も、早朝5時からの「祈りの塔」特別ご祈念に始まり、会堂広前での早朝参拝・聴教、取次、各判別懇談や教会長を迎えての全体協議など、分刻みのスケジュールをこなして、正午過ぎに、24時間の全コースを終えた入殿者に、三宅善信執行から「修了証」が手渡された。

 03年05月04〜05日


融通念佛宗本山の萬部法要に参列
 5月3日(祝)、三宅善信執行は、融通念佛宗総本山大念佛寺(大阪市平野区)で行われた数百年の歴史を持つ萬部法要に参列した。同師は、天台真盛宗や石清水八幡宮からの代表と共に「お練り」に登壇した。また、この春、融通念佛宗宗務総長に就任した山田隆章師や大相撲東関親方(元高見山関)らと懇談した。

山田隆章融通念佛宗宗務総長
(正面)と懇談する三宅善信師

 03年05月03日


教会長参拝のもと、出社各会で記念大祭

 5月3日(祝)、泉尾教会の出社(でやしろ=地方支部)のひとつである昭島会(東京都昭島市・打越敏夫中心者)の55周年記念大祭が行われ、親教会である泉尾教会から三宅龍雄教会長夫妻らが参拝した。

 午後2時、満堂の広前に入りきれない人が溢れる(参拝者約150名)中、祭典が始まった。神前には、海川山野の神饌が献じられ、祭詞奏上・玉串奉奠が行われた。引き続き、祭典終了後、三宅龍雄泉尾教会長が教話を行った。

 泉尾教会の出社では、この昭島会の他に、5月10日には飾磨会(兵庫県姫路市、野田執中心者)の40周年、5月17日はに京都会(京都市右京区、樋口きみ子中心者)の55周年があり、それぞれ三宅龍雄教会長の臨席の下に、開教記念大祭が仕えられた。

03年05月

mail: izuo@relnet.co.jp
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