< 2003年度10月 >

大阪府宗教婦人連盟理事会開催

 10月31日(金)、大阪府宗教婦人連盟(三宅壽賀子理事長)の臨時理事会が神徳館小会議室で開催され、同連盟顧問の六條照瑞道明寺門跡や左藤定子近畿宗教婦人連盟副総裁をはじめとする幹部役員が集まった。


理事長として開会の挨拶をする
三宅壽賀子教会長夫人

 今回の会議の目的は、10月14日に神戸ポートピアホールで開催された第49回近畿宗教婦人連盟神戸大会の反省と、2年後の2005年に大阪府が当番で開催される第50回近畿宗教婦人連盟大阪大会についての概略を決めるために開催されたものである。

 03年10月31日

第1回『愛地球博』準備会議に出席

 10月30日(木)、名古屋市内のホテルで開催されたJLC(IARF日本連絡協議会)とWCRP日本委員会の担当者による第1回愛知万博(註:2005年に愛知県で開催される日本国際博覧会。通称:『愛地球博』)準備会議に、泉尾教会から三宅善信執行が出席した。

 1970年に大阪で開催された日本万国博覧会(通称:『EXPO70』)以来の一級国際博覧会である『愛地球博』は、これまでの科学進歩・産業振興型の万博ではなく、地球環境への調和を目指し、「自然の叡智」をテーマに開催される21世紀最初の国際博である。博覧会協会は、従前の各国政府や大企業中心の博覧会ではなく、NGO/NPOへの広い参加呼びかけを行ったので、これまで、この国では「公的な場」において「タブー扱い」されてきた宗教の側からのアプローチを主張することを目指して結成されたものである。


『愛地球博』準備会議に出席した
三宅善信師

 2005年の3月から9月までの半年間にわたって開催される『愛地球博』の内、1カ月間、特定の施設を借り切って、地球環境を保持していく上で、いかに宗教的なアプローチが有効な方法であるかを、ブース展示・シンポジウム・パフォーマンス・交流会等、さまざまな手段を使ってアピールするための戦略が検討された。

    03年10月30日


バンコクでAYC会議開催 来春インドで20周年大会開催を決定
 10月29・30両日、タイのバンコクにおいて、AYC(世界連邦運動アジア青年センター:本部チェンナイ)の「東南アジア地域ネットワーク会議」および「AYC創立20周年記念大会準備会議」が開催され、南および東南アジア各国から約百名の青年指導者が集まった。


AYC東南アジア地域ネットワーク会議で
開会の辞を述べる三宅光雄副教会長

 10月29日午前9時、タイの王立青年研修施設であるスアン・ドゥシット・パレスにおいて、東南アジア各国から約百名の青年指導者が集まり、「東南アジア地域ネットワーク会議」の開会が宣言された。


AYC東南アジア地域ネットワーク
会議の講師陣と

 19年前に、泉尾教会先代教会長故三宅歳雄師によってインドで設立されたAYCでは、伝統的にスリランカ・バングラデシュ・ネパール等のインド周辺地域での活動が盛ん(註:この地域だけで、一万数千人の年会費を納入する会員がいる)であったが、この地域におけるAYCの指導による各地域の実情に即した社会開発運動の成功に触発されて、数年前からアセアン地域においても、AYC運動の拡大を模索する動きが出てきた。その動きをサポートするための会議が、今回の第2回「東南アジア地域ネットワーク会議」である。


AYC東南アジア地域ネットワーク会議の
スタッフたちと

 最初に、この会場を提供した王立施設のO・ツリアスク外務部長が歓迎の挨拶を行い、続いて、AYCの会長である三宅光雄金光教泉尾教会副教会長が開会の辞を述べた。その後、タイの各宗教指導者(各派管長)たちからのメッセージの紹介やプミポン国王陛下のご厚意に感謝の意を表す儀式等が行われ、開会に伴うセレモニー部分が終了した。

 その後、実質的な会議に入り、三宅光雄師や、V・ヴィラヴァン氏やT・チャンパゲム博士などが基調講演を行った。そして、今回の会議のテーマ『倫理と道徳を若い世代に対していかに涵養していくか』について、昼食を挟んで夕方5時まで分科会等で真剣に意見が交換された。また、三宅光雄師は、昼食休憩中に、地元のラジオ局からの取材も受けた。


三宅光雄会長を中心に行われた
AYC執行理事会の様子

 翌30日には、AYC執行理事会が開催され、会長である三宅光雄師の他に、6名の執行理事が集まり、来年3月にAYC発祥の地であるインドのチェンナイ(当時の呼称はマドラス)において正味二日間の日程で開催される「AYC創立20周年記念行事」の詳細について協議された。


来年の20周年大会の詳細を決定し、
今期で任期を終えるAYC執行理事たちと

 20周年記念大会は、3月6日の早朝、20年前と同じく、500名の参加者による「平和大行進」から始まる。同日夕方、エグモア博物館のホールにおいて、インド大統領や地元タミル州知事を来賓に招き、三宅光雄会長の開会宣言によって開幕することになった。

 大会は、翌7日には、2,000人の収容力のある施設を使って、アジア各国の文化交流を行うと同時に、「アジアの非核化」をテーマに、各国からの論客を招き、ディベートが行われることになっている。

   03年10月29・30日


玉光神社権宮司夫妻が教会長を表敬

 10月27日(月)、玉光神社(東京都三鷹市)の本山一博権宮司夫妻が、三宅龍雄教会長を表敬するため、泉尾教会に来所した。


三宅龍雄教会長と会談する
本山一博師夫妻

 新宗連傘下の玉光神社は、昨年秋からIARF(国際自由宗教連盟)に加盟したが、同神社の「立教の聖地」小豆島での大祭を終えた後、IARFの有力団体である泉尾教会に参拝するために大阪を訪れたもの。本山師は、広前に参拝した後、神徳館において、三宅龍雄教会長と懇談した。

   03年10月27日


韓半島出身殉難者慰霊世界平和祈願祭に列席

 10月26日(日)、京都府相楽郡南山城村の日本曹渓宗総本山高麗寺(釋泰然管長)の境内に建立された「日韓友好平和之塔」前の広場において、日韓の宗教指導者を導師に、『韓(朝鮮)半島出身植民地化政策殉難者慰霊世界平和祈願祭』が韓国からの参拝者200名も加わって盛大に開催され、泉尾教会からは、「日韓友好平和之塔を守る会」の顧問を務める三宅龍雄教会長の名代として、三宅善信執行が参列した。


塚原亮應四天王寺管長らと
共に礼拝する三宅善信師

 韓(朝鮮)半島における日本の植民地政策による殉難者の慰霊を行うために、日本国内に安置されている韓(朝鮮)半島出身者の遺骨の供養方法を巡る厚生省援護局等と、全日本仏教会の支援を得た在日本曹渓宗普賢寺の長年の交渉の結果、京都府の最南端、滋賀・奈良・三重との県境地帯にある相楽郡南山城村に、「日韓友好平和之塔」が建立され、その施設と精神を護持する目的で「守る会」(理事長:水谷幸正浄土宗宗務総長)が結成され、活動を行っている。

 今年は、毎年実施されている同塔での「慰霊祭」が第20回を迎え、韓国側からは、韓国仏教宗団協議会副会長の李雲仙太古宗総務院長をはじめとする二十数名の僧侶が来日し、日本側からは、日韓友好平和之塔を守る会会長の塚原亮應和宗総本山四天王寺管長をはじめとする宗教者が参集した。


追悼の辞を奏上する三宅善信師

 午後1時、開会の辞、黙祷、「三帰依礼」、国旗礼拝に続き、塚原亮應四天王寺管長を導師に、四天王寺や真言宗の式衆に、三宅善信執行も加わって、日本側の読経が行われた。地元南山城村の橋本洋一村長と在日本大韓民国民団の黄七福大阪地方本部顧問とが献花を行った。

 次ぎに、塚原亮應「守る会」会長が主催者として挨拶を行い、大阪の在日韓国人系の金剛学院小学校と地元南山城村の童仙房小学校の児童たちが、それぞれ太鼓を用いた民族音楽のパフォーマンスを行った。


祭典に列席した
宗教関係者全員による記念撮影

 続いて、来賓を代表して、李雲仙太古宗総務院長、崔徳山在日本韓民族佛教徒総連合会理事長、三宅龍雄金光教泉尾教会長(代理として三宅善信師)、韓日ハンヌリ会日本会長蔡秋雄氏らが、ひとりづつ追悼の辞を述べた。

 さらに、十九年前に、一人でこの塔を建立するために三億円の私財を投じた三木尹久子女史が挨拶し、韓国側僧侶による読経と参列者全員の焼香と、釋泰然管長の感謝の辞と、塚原亮應会長から功労者への表彰が行われ、「四弘誓願」をもって、この日の記念行事を終えた。

  03年10月26日


松緑神道大和山新教主 田澤清喜師が就任挨拶に

 10月26日(日)、この程、松緑神道大和山教団の第三代教主を継承された田澤清喜師ご夫妻が、三宅龍雄教会長を表敬するため泉尾教会を訪れた。

 松緑神道大和山教団の田澤家と三宅家との関係は、1970年に京都で開催された第1回WCRP(世界宗教者平和会議)京都会議の時まで遡る。WCRPを創設した故三宅歳雄先代教会長は、遥か青森県から本会議に参加された故田澤康三郎初代教主と意気投合し、その後、共にWCRP日本委員会の常務理事として、日本におけるWCRP運動の発展に協力してきた。特に、故田澤康三郎師の提唱した『一食を捧げる運動』は、広く各宗教教団にも普及し、日本における難民救援活動の礎となっている。


三宅教会長と懇談する
田澤清喜新教主夫妻と前教主夫人

 同教団二代教主の故田澤豊弘師も、WCRP日本委員会の青年部会を立ち上げ、数多の新宗連教団の後継者たちをWCRP運動に誘うと共に、大規模な「チャリティーバザー」を通して集めた募金を、WCRPを通じて中国や東南アジア地域における救援活動に功績を残したが、去る9月23日、61歳で神化された。直ちに、三代教主を継承された松緑神道大和山教主田澤清喜師は、1年半前まで、WCRP日本委員会事務総局に、1事務局員として出向され、見聞を広められたが、その際に同じく事務局員として勤務されていた渡辺真理さんを見初められ、「宗派を超えた愛」によって華燭の典を挙げられたばかりである。


広前に正式参拝される
田澤清喜教主
夫妻と先代教主夫人

 この日、泉尾教会を訪問された田澤清喜教主夫妻と、田澤眞佐子先代教主夫人は、最初に広前に参拝され、神殿と共に、田澤家と三宅家との結びつきの基を築いた先代教会長故三宅歳雄師が祀られた霊殿に玉串を奉奠された。続いて、神徳館貴賓室にて、三宅龍雄教会ならびに、田澤清喜教主夫妻と親交の篤い三宅光雄副教会長と懇談し、長年にわたる芳情を謝すと共に、今後とも協力して、WCRP運動を進めていくことを確認し合った。

 03年10月26日


教祖百二十年 秋の大祭仕えられる

 10月25日(土)、泉尾教会において、教祖百二十年秋季大祭が仕えられ、全国から約1,200人が参拝した。


祭主として神前に玉串を奉奠する
三宅龍雄教会長

 午後2時、中正楽(雅楽の一種)が奏でられる中、広前殿上に二十数名の祭員が参向。念入りな修祓、参拝者一同による『神前拝詞』奉唱の後、副祭主三宅光雄副教会長によって、社殿建築としては日本一の規模を誇る神殿の大扉が荘厳な雰囲気のもと開かれた。続いて、御神酒(おみき)・鏡餅はいうまでもなく、鯛・鰤・乾物・山鳥・松茸・菓子などの海川山野で穫れた季節の神饌物が神前に供えられた。


三宅教会長の教話を熱心に
拝聴する参拝者たち 

 続いて、祭主三宅龍雄教会長が神前に進み、明治16年に教祖様が帰幽されて120年目に当たるこの秋、教祖生神金光大神の神徳を讃える祭詞を奏上した。祭主の玉串奉奠に続いて、信徒総代による玉串奉奠が行われ、祭事は終了。続いて、三宅龍雄師による教話が行われた。

  03年10月25日


田端正広総務副大臣が来訪

 10月24日(金)、この度の内閣改造で総務副大臣に就任した田端正広氏が、第二次小泉改造内閣の施策を説明するため泉尾教会を訪れた。


話が弾む三宅善信執行と
田端正広総務副大臣

 連立与党の一角を担う公明党所属の田端氏は、地元大阪の経済再生策について三宅善信執行の見解を尋ねると共に、現在進行中の衆議院議員総選挙の見通しについて説明した。

  03年10月24日


教会長夫人 全日仏婦50周年に列席

 10月24日(金)、綱町三井倶楽部において、全日本仏教婦人連盟50周年記念大会が開催され、泉尾教会からは、大阪府宗教婦人連盟理事長を務める三宅壽賀子教会長夫人が列席した。


挨拶をされる
鷹司誓玉大本山善光寺大本願法主

 式典は、全日本仏教婦人連盟の大賀美都子会長代行(今上天皇の従姉妹)や、全日本仏教尼僧法団総裁の鷹司誓玉大本山善光寺大本願法主から挨拶が行った後、鷹司法主を大導師に、全日本仏教尼僧法団の式衆によって、物故者の慰霊追悼法要が営まれた。


物故者追悼法要で献花をする
三宅壽賀子教会長夫人

 また、臨済宗相国寺派の有馬頼底管長による記念講演や各種清興が行われて、50周年の佳節を祝った。

   03年10月24日


天理教の松井石根師が表敬

 10月22日(水)、天理教本部の重役で明城大教会前会長の松井石根師が、三宅龍雄教会長を表敬するため泉尾教会を訪れた。


三宅教会長と天理教松井石根師
の熱の籠もった話し合い

 松井師と三宅師との関係は、天理教と金光教と宗教は異なるが、どちらも大阪の有力な教会として、両教会とも先代教会長の代から交わりが深く、また、特に現在では、両師とも大阪国際宗教同志会の役員として諸宗教対話の分野で協力している。

 今回、松井師は、先月末以来、体調を壊していた三宅龍雄教会長を気遣い、見舞ったものであるが、両師とも布教の現場の第一線に立つ宗教家として、一旦、信仰の話し合いになると、時の経つのも忘れて、教団や教会の現場で起こる様々な事象について、意見の交換を行った。

  03年10月22日

中野寛成民主党前幹事長が来訪

 10月16日(木)、民主党前幹事長の中野寛成氏が、新生「民主党」の報告をするため泉尾教会を訪れた。


話が弾む三宅善信執行と
中野寛成民主党前幹事長

 中野氏は、10日に衆議院が解散されたばかりであるが、今回の総選挙で政権奪取をめざし、5日に合併大会を開催した新生「民主党」(民主党と自由党が合併した)の「マニフェスト(政権公約)」について、三宅善信執行に説明した。

 また、藤井治芳日本道路公団総裁解任騒動に関わる諸問題についても、善信師と中野氏は情報交換を行った。

   03年10月16日

近畿宗教婦人連盟神戸大会に教会長夫人ら参加

 10月14日(火)、神戸ポートピアホテル大ホールにおいて、第49回近畿宗教婦人連盟神戸大会が、1,200名の宗教婦人を集めて開催され、泉尾教会からは、大阪府宗教婦人連盟の理事長を務める三宅壽賀子教会長夫人をはじめ数十名が参加した。


多数の参加者で満席立ち見席まで
出た会場のポートピアホール

 午前十時の開会時には、先の阪神淡路大震災の犠牲者の慰霊碑が正面に奉安された大ホールのステージの上手(向かって右側)には、雲井世雄神戸市仏教連合会会長(天台宗能福寺住職)をはじめとする「追悼会」を行う各宗派から参集した同連合会の式衆三十数名と井戸敏三兵庫県知事らの来賓が着席し、壇上下手側には、近畿宗教婦人連盟総裁の木邊美子真宗木邊派前裏方をはじめとする近畿宗教婦人連盟役員が整列した。


ステージ上に整列した
近畿宗教婦人連盟役員の面々

 近畿宗教婦人連盟を構成する京都府・大阪府・滋賀県・兵庫県の各府県の持ち回りにより、二年毎に開催される「大会」が、本来は、1995年に兵庫県の輪番に当たっていたのであるが、その年に起きた未曾有の大震災により、2回にわたって延期されていたものが、今回、やっと開催されることになったものである。

  まず、近畿宗婦顧問で全日本仏教尼僧法団副総裁の六條照瑞道明寺門跡の先唱によって、参加者全員で宗教婦人連盟の『信条』が唱和とパーリ語による『三帰依』が唱えられ、木邊美子総裁が開会の挨拶を行った。


神戸市仏教連合会によって
厳修された震災犠牲者追悼会

 続いて、神戸市仏教連合会の司式による『阪神淡路大震災犠牲者追悼会』が厳修され、井戸敏三兵庫県知事からの祝辞。また、震災で愛娘を亡くした上田敏子さんの『心に太陽を』と題する講話。さらに、身障者の音楽グループ「コスモス」によるミュージックベルの演奏が行われ、午前の部が終了した。

 昼食時間を利用したチャリティーバザーに続いて、午後の部が開催され、最初に、1400年の伝統を守る「天王寺楽所雅亮会」の演奏による雅楽・舞楽の実演が行われ、参加者はしばし悠久の古代音楽に酔いしれた。


ステージ上で紹介を受け、挨拶をする
三宅壽賀子教会長夫人

 続いて、チベット人音楽家バイマーヤンジン氏による『誰もか幸せになるために』と題する記念講演が行われ、近畿宗教婦人連盟副総裁の大谷綾乃真宗大谷派前裏方による挨拶と、宗教婦人連盟歌である『さみどりの空に』が全員で斉唱された。

  最後に、次回大会開催当番県である大阪府を代表して、三宅壽賀子大阪府宗教婦人連盟理事長が、2005年に近畿宗教婦人連盟の第50回記念大会を大阪府で開催し、各府県からの参加者を歓迎する旨の挨拶を行い、神戸大会が閉会された。

   03年10月14日


自民党憲法調査会中山太郎会長が副教会長を表敬

 10月11日(土)、自民党憲法調査会会長の中山太郎元外務大臣が、三宅龍雄教会長を表敬するため泉尾教会を訪れた。


話が弾む三宅龍雄教会長と
中山太郎憲法調査会長

 中山氏は、前日(10日)に衆議院が解散されたばかりであるが、『イラク特措法』など先の国会での重要案件報告と、なかんずく、中山氏の提案で実施されたわが国の安全保障とも深く関わる「情報衛星(軍事偵察衛星)」の運用等について、三宅龍雄教会長を意見の交換を行った。

 また、三宅家と中山家とは、両家とも先代からの交誼があり、現在、病気療養中の中山はな子夫人の健康のことや、龍雄師と太郎氏の孫同士が小学校の同級生であることなど、公私にわたって話が弾んだ。

   03年10月10日

教祖百二十年大祭 第2回本部団参

 10月10日(金)、岡山県金光町の金光教本部で行われた「教祖百二十年生神金光大神大祭」に、泉尾教会から団体参拝が実施された。


本部境内へ隊列を組んで向かう
泉尾教会の参拝団

 今年は、教祖金光大神が1883年の10月10日に帰幽してちょうど120年に当たることから、9月28日から10月12日の期間中に、5回に分けて「生神金光大神大祭」が仕えられるが、泉尾教会では、その内の10月5日と10日の2回、特別列車を2列車編成して、本部広前へ団体参拝した。

 午前6:30、大阪駅中央コンコースに集合した泉尾教会の参拝団一行は、特別編成の列車「泉尾2号」に乗り込んで金光町への旅路に就いた。この日のJR大阪駅は、阿倍野教会の団参日とも重なり、金光教の教紋を染めた小旗を持った一行が各所に見られた。


旧金乃神社跡で行われた
三宅光雄副教会長の教話

 金光駅到着後、すぐに広前会堂の結界で、金光平輝教主に正式参拝の「お届け」を行った。また、会堂背後の木綿崎(ゆうざき)山にある教祖金光大神奥城(おくつき=墓所)に参拝し、旧金乃神社跡で三宅光雄副教会長からの「教話」が行われた。

 引き続き、小田山にある泉尾教会信徒墓地で、三宅光雄副教会長祭主のもとに墓前祭が仕えられ、6月と9月の2度にわたって行われた墓地の特別清掃できれいになった信徒墓地で、参拝者それぞれが各家の墓碑に参拝した。


金光平輝教主祭主のもと祭場で
仕えられた教祖百二十年大祭

 最後に、本部広前祭場で仕えられた天地金乃神大祭(祭主:金光平輝教主)に参拝し、専用列車に乗って大阪への帰途に就いた。

   03年10月10日


薬師寺貫主晋山式に参列

 10月9日(木)、素晴らしい日本晴れの中、天平の伽藍が再建された薬師寺(奈良市西の京)において執り行われた安田暎胤師の薬師寺貫主ならびに法相宗管長晋山(しんざん=就任)式に、三宅龍雄教会長の名代として、三宅善信執行が装束で参列した。


天平時代さながらの装束で列席した三宅善信執行

 五色の装飾が施された金堂の前庭の特設会場には、法相宗の式衆が参列し、各宗派からの来賓が多数列席する中、雅楽・舞楽や観世流の能(演目は『石橋』)の奉納がなされ、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会評議員として、泉尾教会とも付き合いの深く、この度、貫主に就任した安田暎胤師が「表白」文を奏上した。

   03年10月09日


副教会長らが立正佼成会本部でJLC会議に出席

  10月7日(火)、立正佼成会本部で開催された第127回IARF日本連絡協議会(略称JLC)に、金光教泉尾教会から三宅光雄副教会長と、IARF国際評議員を務める三宅善信執行が出席した。


立正佼成会で開催されたJLC会議の様子

 この日の主なテーマは、9月末に台湾で実施されたJLC現地の少数民族に関するフィールドワーク(註:百年以上の歴史を有するIARFは、少数民族や宗教的少数派の人権を擁護する国連経済社会理事会の諮問に答えうる国際NGO)と佛光山教団等の訪問から得たIARF運動の台湾での展開の可能性についての分析や、前回のJLC会議で決定され、9月18日のWCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会理事会・評議員会で、JLCへの協力が期間決定された『愛・地球博(EXPO05愛知万博)』に対するJLCとしての参画の具体案等について話し合われた。 

 なお、この日のJLC会議の主な参加者は、両三宅師の他に、山野井克典立正佼成会理事長(IARF財務委員長)、西田多戈止一燈園当番、三輪隆裕日吉神社宮司、猪熊俊吉椿大神社国際部長、本山一博玉光神社権宮司、横田佳代子IALRW(国際自由宗教婦人連盟)会長、台湾の宗教事情についても詳しいミッドビル神学大学院元学長のジーン・リーブス博士の他数名である。

   03年10月07日


教祖百二十年大祭 第1回本部団参
 10月5日(日)、岡山県金光町の金光教本部で行われた「教祖百二十年生神金光大神大祭」に、泉尾教会から団体参拝が実施された。


本部境内を移動する泉尾教会の信徒一行

 今年は、教祖金光大神が1883年の10月10日に帰幽してちょうど120年に当たることから、9月28日から10月12日の期間中に、5回に分けて「大祭」が仕えられるが、泉尾教会では、その内の10月5日と10日の2回、特別列車を2列車編成して、本部広前へ団体参拝することになっている。

 午前6:30、大阪駅中央コンコースに集合した泉尾教会の参拝団一行は、特別編成の列車「泉尾1号」に乗り込んで金光町への旅路に就いた。


本部広前に正式参拝する信徒一行

金光駅到着後、すぐに広前会堂の結界で正式参拝の「お届け」を行った。また、会堂背後の木綿崎(ゆうざき)山にある教祖金光大神奥城(おくつき=墓所)に参拝し、三宅光雄副教会長からの「教話」が行われた。教祖百二十年を機に、泉尾教会等からの特別献金によって、木綿崎に昇るエレベーターが設置され、高齢者の教祖奥城参拝が容易になった。


教祖金光大神の奥城(墓所)の前で、
三宅光雄副教会長以下の参拝者が
ご祈念を上げた

 引き続き、小田山にある泉尾教会信徒墓地で、三宅光雄副教会長祭主のもとに墓前祭が仕えられ、6月と9月の2度にわたって行われた墓地の特別清掃できれいになった信徒墓地で、参拝者それぞれが各家の墓碑に参拝した。


泉尾教会信徒墓地で、
行われた墓前祭で玉串を奉奠する
祭主三宅光雄師

 最後に、本部広前祭場で仕えられた天地金乃神大祭(祭主:金光平輝教主)に参拝し、専用列車に乗って大阪への帰途に就いた。

   03年10月05日


『日本の将来と教育問題』を学び会 

 10月3日(金)、神徳館国際会議場において、大阪国際宗教同志会が、神仏基新宗教各派の宗教者約40名が参加して開催された。例会に先立ち、小会議室で、理事会が開催された。


例会に先だって開催された理事会で、
理事長として挨拶する三宅龍雄教会長

 四天王寺国際仏教大学学長の柳本行雄博士は、かつて、大阪市立大学医学部で教鞭を執られていた1972年に生活科学研究所を設立し、化学物質が人間の健康に与える影響について早くから研究を行い、医師であるにもかかわらず、関西経済同友会幹事や経済産業省PL法原因究明ネットワーク関連委員会委員を務め、社会的に積極的に発信されるなど、各方面で活躍されている。その柳本博士が、『日本の将来と教育問題』と題する解りやすい講演を行ない、参加した異なった宗教的背景を持った宗教者たちと、意見交換を行った。


記念講演を行う柳本行雄先生
   03年10月03日

mail: izuo@relnet.co.jp
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