< 2004年度6月 >

上半年の感謝祭

 6月30日(水)、会堂広前において、上半年の感謝祭が仕えられた。上半年の感謝祭とは、神道の伝統行事である「夏越大祓(なごしのおおはらい)」に類例する祭事で、今年1月1日からこの日までに、知らず知らずのうちに犯した「ご無礼」や「お粗末」を反省し、来るべき下半年の神護を祈る伝統行事である。

  祭主を勤めた三宅光雄教会長は、神殿・結界(けっかい)に続き、この日、参拝した信者一同を大麻(おおぬさ)を用いて祓い清めた。

04年06月30日

UUA総会で金光教ワークショップ

  6月24日から28日にかけて、全米から約4,600名の会員を集めて、カリフォルニア州ロングビーチ市で開催されたUUA(ユニテリアン・ユニバーサリスト協会)の年次総会に、三宅善信執行が招かれ、金光教に関するワークショップを行った。


紋付袴の正装でUUA総会参加者に
紹介される三宅善信師

  24日夜に、ロングビーチ市コンベンションセンター大ホールで開催されたUUA教団の年次総会には、全米各地から、約1,200ある同教団の教会の代表(牧師や信徒総代等)約4,600名が一同に会し、来賓を代表して庭野日鑛立正佼成会会長が祝辞を述べた。また、25日午前中に行われた全体集会では、海外からの来賓十数名のひとりとして、三宅善信師が、紋付き袴姿の和装で登壇して紹介された。


庭野日鑛立正佼成会長夫妻と
歓談する三宅師

  さらに、26日と27日の2回に分けて、それぞれ75分間づつの時間を取って開催された『金光教ワークショップ』の時間では、三宅善信師が装束を着けて、25分間に及ぶ、全文英語による模擬祭典を行った。その後、25分間の「近代日本社会における金光教の意味」についてのレクチャーと、さらに、会場に集まった大勢のUUA関係者との25分間に及ぶ丁々発止の神学的な質疑を、三宅師は、流暢な英語と大阪人特有の洒脱なユーモアに富んだ応答でこなし、聴衆から大いなる喝采を受けた。


装束を着けての模擬祭典の後、
レクチャーを行う三宅師

  また、今回の訪米に併せて、三宅善信師は、23日には、サンタバーバラ市にあるカリフォルニア州立大学サンタバーバラ校において、A・グラパール教授と、また、25日には、ロングビーチ市内のホテルにおいて、O・ホームズ師と対談を行った。

04年06月23〜28日

世界連邦近畿協議会 平成16年度総会開催


 6月26日(土)、記念会館の人類共栄会会議室において、世界連邦近畿協議会(会長三宅龍雄教会長)の平成16年度総会が開催され、近畿各府県支部の代表二十数名が出席した。

 最初に、世界連邦近畿協議会会長の三宅龍雄師(泉尾教会長)が開会の挨拶を行った。自由形式での討議や各支部の現状報告に続いて、平成16年度の総会に移り、協議事項として、平成15年度の会務・会計報告が行われ、平成16年度の活動計画と予算・人事が審議され、原案通り承認された。

 さらに、注目されたのは、本年11月17日に、国内に数団体ある世界連邦運動関連団体すべての連合体である世界連邦日本大会が、宗教施設でははじめて金光教泉尾教会で開催されることになったことが報告された。

 世界連邦近畿協議会は、戦後の自治体での世界連邦運動の盛り上がりを受けて結成され、市民運動家や宗教関係者だけでなく、相談役の太田房江大阪府知事・井戸敏三兵庫県知事・関淳一大阪市長をはじめ、和歌山・綾部・宇治の3市長が理事として加盟しているユニークな団体である。

04年06月26日


近畿宗教婦人連盟 拡大役員会を開催

  6月14日(月)、リーガロイヤルホテルにおいて、近畿宗教婦人連盟(総裁:木邊美子木辺派前裏方)の拡大役員会が開催され、来年5月に大阪で開催される予定の「近畿宗教婦人連盟 第50回大阪大会」の準備のため、開催県の大阪府宗教婦人連盟(理事長:三宅壽賀子金光教泉尾教会長夫人)の役員をはじめ、滋賀県・京都府・兵庫県の代表を加えた約40名の宗教婦人が参加した。


拡大役員会の様子

  役員会では、第50回記念大会準備の具体的な役割分掌や、同ホテル最大のホールである「光琳」の施設の見学等が行われた。

04年06月14日

創立77周年青年大会 開催 

  6月13日(日)、泉尾教会会堂広前にて、創立77周年青年大会が開催された。感謝祭(祭主三宅光雄副教会長)に続いて、吉村昇一郎青年会長による開会挨拶と、青年会の歌『夢はひろがる』の斉唱。会員代表の岡松美和子さんの感話が行われた。


熱の籠もった記念講演を行う
林丈嗣弓矢八幡副教主

  続いて、『違いを超えて共に手を取り合って』という講題で、弓矢八幡の林丈嗣副教主による記念講演が行われた。林師は、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の青年部会幹事長を務めた経験から、諸宗教協力の問題を分かり易く解説した。



三宅光雄副教会長の祈りの言葉に耳を傾ける
青年会員たち

  なお、記念講演終了後、三宅光雄副教会長によるお祈りの言葉が行われた。大会終了後は、会場を会堂1階のホールに移して懇親会が開かれ、大勢のOB会員たちも集まり、ビンゴゲーム等で大いに盛り上がった。

04年06月13日

宮本けいし妙智會理事長 教会長を表敬

  6月8日(火)、妙智會教団の宮本けいし理事長が泉尾教会を訪れ、三宅龍雄教会長を表敬した。今回の宮本師の来訪の目的は、5月にジュネーブで開催された同教団「ありがとう基金(宮本丈靖総裁)」主催の『第2回GNRC子どもフォーラム』に、泉尾教会から、三宅光雄副教会長以下3名が参加したことへのお礼の挨拶に見えられたものであり、その他にも、宗教界を取りまく内外の諸情勢について、意見の交換を行った。


三宅龍雄教会長と歓談する
宮本けいし妙智會理事長
04年06月08日


浙江大学日本文化研究所長を講師に国宗例会を開催

  6月7日(月)、神徳館国際会議場において、大阪国際宗教同志会の平成16年度第2回例会が、神仏基新宗教各派の宗教者60名が参加して開催された。中国における聖徳太子研究や遣唐使研究の第一人者である王勇浙江大学日本文化研究所長を講師に迎えて、『鑑真和上はなぜ海を渡ったのか:中国から見た日本』と題する記念講演を伺った。


王勇先生の話に耳を傾ける国宗会員諸師

  例会に先立って、別室で持たれた今年度第2回理事会(理事長:三宅龍雄泉尾教会長)では、来年5月に実施される「愛・地球博」への大阪国際宗教同志会としての参加要領が事務局から説明され、国宗としては、「IARF/WCRP共同出展」に参加する形式で、来年5月23日(月)に、現地で平成17年度の総会を行うことを決定した。

  例会の講演会では、日中両国の故事に博識な王勇教授の講演を受けて、真弓常忠住吉大社宮司らが質問を行うなど、活発な質疑が行われた。

04年06月07日

副教会長 「地球感謝の日」記念行事に列席
 6月5日(土)、銀座中央会館(東京都中央区)において開催された『地球感謝の日』記念行事に、同委員会の常務理事を務める三宅光雄副教会長が出席し、挨拶を述べた。

 「地球感謝の日」委員会(藤岡真理代表理事)は、1972年6月5日にスウェーデンで開かれた国際環境会議で『人間環境宣言』が採決され、「これ以上に人間の住む地球を侵されないように」とUNEP(国連環境計画)が設立されたことを記念して世界中でその日を「環境の日」と定められているが、まだ、この理念が、あまり皆に知られていないので、「世界中で同じ日に、私たち人間を生かしてくれている地球に感謝する日を設定し、地球に対する感謝と敬虔な気持ちを普及させる。

 できれば、世界中でその日を地球の記念日として祝日にする。というのが、この団体の趣旨であり、三宅光雄副教会長もその設立当初から関わってきた。

04年06月05日

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