< 2004年度11月 >

教会長夫人と三宅善信執行が国際永久平和祭典に列席

  11月27日(土)、NHK大阪ホール(大阪市中央区)で開催された「第24回国際永久平和祈念祭典」に、大阪府宗教婦人連盟理事長の三宅壽賀子教会長夫人と、三宅龍雄大阪国際宗教同志会理事長の名代として同会理事の三宅善信執行が列席した。

  戦没者追悼行事から始まった同祭典は、国際永久平和祈念祭典協議会(小林隆彰理事長)が毎年開催している伝統宗教と西洋音楽とのアンサンブルで、新しい芸術の可能性を探る公開行事としても、大阪市民から高い評価を受けており、昨年からNHK大阪ホールに会場を移して開催されている。


NHKホールの舞台に登壇する
三宅壽賀子夫人と三宅善信師

  第1部では、「諸宗教対話」をテーマに、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会事務総長の杉谷義純天台宗円殊院住職が記念講演を行った。第2部では、天台宗毘沙門堂門跡の森川宏映大僧正が大導師となって、三十数名の天台宗僧侶と、宝塚少年少女合唱団と『まんが日本むかしばなし』でおなじみの常田富士男氏の「語り」のアンサンブルによる宗教芸術祭典が行われた。

  最後に、本行事に協賛する宗教界の代表として、稲葉義猛高野山真言宗元管長や塚原亮應和宗総本山四天王寺元管長らと共に、大阪府宗教婦人連盟理事長として三宅壽賀子教会長夫人と三宅善信執行が登壇し、聴衆に紹介された。

04年11月06日


副教会長 大和山バザー30周年式典に

  11月18日(木)、青森県の松緑神道大和山教団(田澤清喜教主)を訪問し、同教団の進める「チャリティーバザー」の30周年記念行事に列席した。


田澤清喜教主と懇談する三宅光雄副教会長や
白柳誠一カトリック枢機卿

このバザーは、田澤康三郎松緑神道大和山初代教主が、「いつでも・どこでも・だれでも・いつまでも」できる平和運動として、同教団で始められた「一食を捧げ 一欲を節する運動」を広く社会に啓蒙・普及・拡大することを目的に、1975年に始められた実践運動であり、WCRP(世界宗教者平和会議)に加盟する多くの宗教教団に影響を与えた。

04年11月18日


御初穂感謝祭

  11月23日(祝)、会堂広前において五穀豊穣御初穂感謝祭が三宅光雄副教会長祭主によって仕えられた。

  この祭典は、泉尾教会の信者の内、各地で農業を営む者たちが、新米をはじめ、収穫された野菜や果物の初物を神に備えるという祭事であり、農家の多い、兵庫県・和歌山県下をはじめ各地から多くの「お初穂(農作物)」が備えられた。


神前に整列してお初穂のお下がりをいただく参拝者

  特に、今年は、豪雨や台風による水害、震災等による野菜不足が深刻で、農家からのお初穂のお供えが心配されたが、例年通り、多くのお初穂が献上された。

  祭典後、広前では「ご神米(新米)のお下がり」があり、大勢の参拝者が列をなした。また、1Fのホールでは、大鍋で炊きあげた「大根焚き」が行われ、三宅善信執行の手から参拝者全員に大根が振る舞われた。

04年11月23日



今年最後のJLC会議 映画関係者も交え熱田神宮で


11月22日(月)、名古屋市の熱田神宮会館において、今年度最後のJLC(IARF日本連絡協議会)が開催され、泉尾教会からは、三宅光雄副教会長とIARF国際評議員を務める三宅善信執行が出席した。

  来年5月の「愛・地球博」出展に関する経過報告と今年度のJLC活動の総括が行われたが、特に、8月に日米両国で実施された「日米青年交流会」の反省点と、余剰会計の処理方法について、国際本部との間の意見の相違について議論がなされた。



熱田神宮会館で開催されたJLC会議の様子

  また、今回のJLC会議には、2005年秋に全国ロードショーが予定されている映画『佐賀のがばいばあちゃん』制作関係者であるアマゾンの倉内均社長、黒沢プロダクションの渡辺清也プロデューサー他4名が特別参加し、「かつて貧しかったのにもかかわらず、心が豊かだった日本社会を取り戻すため」に制作するこの映画へのJLCの指導を依頼されたことが注目された。

04年11月22日



教会長夫人 大阪市長を表敬訪問 

11月10日(水)、三宅壽賀子教会長夫人は、大阪市役所を訪れ、関淳一市長と会談した。今回の市長訪問の目的は、2005年5月13日に、リーガロイヤルホテルを会場に、近畿各府県から1,000名以上の宗教婦人を集めて開催される「第50回近畿宗教婦人連盟大阪大会」の開催県である大阪府宗教婦人連盟の理事長をつとめる三宅壽賀子夫人が、同大会への市長の来賓として出席を依頼したもの。三宅家とは、三十数年来の交誼がある関市長は、にこやかに応じておられた。

04年11月10日



新潟県中越地震と台風被災者に義援金250万円余
  11月19日(金)、泉尾教会では、婦人会の正副会長である竹田千鶴さん・広瀬多美子さん・藤井美喜子さんらが、大阪市北区にある(財)毎日新聞社大阪社会事業団を訪れ、泉尾教会の外郭団体である「人類共栄会」が集めた「新潟県中越地震被災者義援金」の1,504,000円を同社会事業団の藤井英一事務局長に手渡した。


藤井英一事務局長に義援金を手渡す三氏

  また、台風23号をはじめとするこの秋、相次いで日本列島を襲撃した台風によって大規模な山崩れによって、ため池の決壊や建造物の崩壊など大きな被害が出た香川県観音寺市にも、二度訪問し、復興費用として1,000,000円を手渡すことになっている。

04年11月19日



子供たちの健やかな成長を祈って七五三
  11月14日(日)、泉尾教会では、子供たちの健やかな成長を祈って「七五三感謝祭」(祭主:三宅修神戸灘教会長)が仕えられ、華やかに着飾った子供たちが、両親や祖父母らと共に参拝した。


「千歳飴」のお下がりを頂いて喜ぶ子供たち

04年11月14日



大阪府宗教婦人連盟役員会開催

11月12日(金)、大阪市内の料亭において、三宅壽賀子教会長夫人が理事長を務める大阪府宗教婦人連盟の「第50回近畿宗教婦人連盟大阪大会」実行委員会が開催され、泉尾教会からは、三宅壽賀子夫人他3名の婦人会員が参加した。

  来年5月13日に、大阪市内のホテルを会場に、近畿各府県から1,000名以上の宗教婦人を集めて開催される「第50回近畿宗教婦人連盟大阪大会」の開催県として、諸事にわたって準備が進められている。

04年11月12日



教会長 庭野日鑛立正佼成会会長と懇談

11月7日(日)、大阪市内の料亭において、三宅龍雄教会長は、立正佼成会の庭野日鑛会長夫妻に招かれて、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の現状分析と将来のあり方について、WCRP日本委員会の運営に責任を持つ常務理事同士として、長時間にわたって懇談した。2006年夏にWCRPの第8回世界大会が京都で開催されることが決定したことを受け、その受け入れの中心となる日本委員会の陣容を強化するための方途について協議した。なお、本懇談には、三宅光雄副教会長も陪席した。

 04年11月7日



三宅執行が杭州で金光大神の信仰基盤を講じる


11月5日・6日の両日、中国の浙江大学日本文化研究所が主催する国際シンポジウム『道教と日本文化』が、杭州市の浙江工商大学で開催され、日本を中心にベルギー・フランス・ノルウェイ・韓国・タイ・アメリカなどからの海外研究者および中国側の研究者合わせて七十数名が熱心に討議し、泉尾教会からは三宅善信執行が招かれて参加した。


浙江工商大学で開催された基調講演の様子

  基調講演では、早稲田大学の新川登亀男教授が『日本古代と道教』、王勇浙江大学日本文化研究所所長が『鑑真渡日と泰山府君』、元宮内庁楽部の東儀俊美氏が『宮中祭祀と雅楽』と題して、それぞれに発題した。その後、「宗教と民族」・「典籍と漢字」・「思想と文化」の三つの分科会に分かれて、各国から参加した研究者が、それぞれ発表と質疑を行った。


分科会で研究発表を行う三宅善信師

三宅善信師は、『金神の再発見:道教信仰の近代日本における展開』と題する研究発表を行い、教祖金光大神様の信仰の背景となった幕末期の民衆の宗教的情操が、これまで見過ごされがちであった明治維新期の社会に与えた影響について指摘し、専門の研究者たちからも注目を集めた。

04年11月5〜6日

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