• 万博プレイベントとして「講演会」と「歓迎レセプション」を開催
• 泉光園のみどりを守る奉仕活動
• 近畿宗教婦人連盟第50回大会を目前に理事会
• 春の大祭
• 一燈園で万博直前会議
• 玉水教会布教百年大祭に団体参拝
• 真渓涙骨翁五十回忌に参列
• 春の本部団体参拝
• 第136回JLC会議ならびに「愛・地球博」出展委員会開催
• 学業達成祈願祭
• 新任の府知事特別秘書が来訪

　4月30日(土)、ウエスティン名古屋キャッスルホテル「銀の間」において、翌5月1日から始まるIARF/WCRP共同出展事業『こころの再生・いのり』館のプレイベントとして、午後3時から『これからの宗教協力について』と題する公開講演会が開催され、約50名が参加した。

最初に、主催者を代表してIARF/WCRP出展委員長の西田多戈止一燈園当番が開会挨拶を行い、引き続き、IARF/WCRP出展副委員長の三宅光雄副教会長が、『自らの体験を踏まえた今後の宗教協力とは？』と題する講演を行った。三宅光雄師の講演終了後、聴衆として参加していた田中利典金峯山修験本宗宗務総長や西園寺昌美白光真宏会会長らが質問を行った。

講演を終えてフロアからの質問に 応える三宅光雄師

　次いで、はるばる英国のオックスフォードから来日したIARF(国際自由宗教連盟)の国際事務総長ダリア・バリア博士(南アフリカ共和国出身)が、『宗教の自由、過去・現在・未来』と題する講演を行い、宗教的自由の問題の今日的課題について、参加者の意識を高めるのに大いに貢献した。

　　引き続き、会場を同ホテルの宴会場「シャンボール」に移し、午後六時から今回の「愛・地球博」出展事業のゲストとして、この日、来日されたカンボジア王国シハモニ国王陛下の名代チヴァン・モニラック殿下をお迎えして歓迎宴が開催された。

歓迎宴でご挨拶される チヴァン・モニラック殿下

　まず、三宅光雄IARF/WCRP出展副委員長の開宴の挨拶と、チヴァン・モニラック殿下の答礼挨拶に続いて、上杉千郷学校法人皇學館理事長の発声で乾杯、開宴となった。この日のレセプションには、岡野正貫孝道教団統理、不二川公勝浄土真宗本願寺派総長、映画監督の龍村仁氏、横田佳代子IALRW会長他五十数名が列席し、明日から始まる万博出展事業に対する各自の豊富を交換し合った。

　この日の祝宴を閉じるに当たって、チヴァン・モニラック殿下から、西田多戈止出展委員長・三宅光雄副委員長・三輪隆裕事務局長に記念品の贈呈が行われ、山野井克典立正佼成会理事長が閉会の挨拶を行って、レセプションが終了した。

　4月29日(祝)、『大阪みどりの百選』にも選ばれている泉尾教会の境内「泉光園」では、日頃から大勢の信者たちのボランティア奉仕によって綺麗に手入れがされているが、毎年、ゴールデンウイークの最初「みどりの日」に、多くの信奉者が境内の木々の手入れや清掃奉仕をすることになっている。

奉仕の合間に会堂前芝生広場で 行われた記念写真

　この日も、朝8時に始まった「一斉奉仕」活動に、70名を越す老若男女が集い、手に手にスコップや剪定ハサミを持って、午後3時過ぎまで、眩いばかりの新緑の中で、心地よい汗を流した。特に、会堂脇にある「宮池」が、最近侵入した外来種などを排除するために、脱水掃除され、併せて稀少生物の保護調査が行われた。

「宮池」の掃除に汗を流す

　4月27日(水)、神徳館小会議室において、大阪府宗教婦人連盟(理事長三宅壽賀子教会長夫人)の理事会が開催された。

三宅壽賀子理事長(正面)の 進行で行われた 大阪府宗教婦人連盟理事会

　5月13日に、リーガロイヤルホテルで開催されることになっている「第50回近畿宗教婦人連盟大阪大会」を目前に控えて、当番開催県である大阪府の責任者が一同に会して、当日の諸役の確認など最後の打ち合わせを行った。

4月25日(月)、会堂広前において、親神「天地金乃神」の徳を讃える春の大祭(祭主：三宅光雄副教会長)が仕えられた。午後2時、中正楽(雅楽の一種)が奏でられる中、祭典が始まった。神前には、海川山野の神饌が献じられ、病気入院中の三宅龍雄教会長に代わって祭主を勤めた三宅光雄副教会長による祭詞奏上・玉串奉奠が行われた。

車椅子で玉串奉奠をする 三宅龍雄教会長

さらに、2月6日に催された自らの「喜寿生誕祭」以来、二カ月半ぶりに教会へ戻った三宅龍雄教会長が車椅子ながら神前に進んで玉串を奉奠し、この日、満堂の参拝者の中には、その有り難い姿に思わず目頭を押さえる人も数多くいた。参拝者に教話が行われた。

三宅光雄副教会長の教話に 耳を傾ける参拝者

最後に、三宅光雄祭主による教話が行われ、再来年1月に迎える「御布教八十年記念大祭」をめざして、この日の大祭が全信徒を挙げての信心運動の出発点にするよう促した

　4月22日(金)、京都山科の一燈園において、5月1日からの「愛・地球博」出展を目前に控えて、同出展委員会の委員長である西田多戈止一燈園当番、同副委員長の三宅光雄副教会長、同事務局長の三輪隆裕日吉神社宮司らが出席して最終調整を行った。

　　4月20日(水)、三宅歳雄先代教会長が青年期に修行した金光教玉水教会(湯川正夫四代教会長・大阪市西区)の布教百年記念大祭が仕えられ、三宅壽賀子教会長夫人・三宅光雄副教会長をはじめ、泉尾教会から約300名が団体参拝した。また、21日(木)に、リーガロイヤルホテルで開催された同祝賀宴には、三宅壽賀子夫人と三宅善信執行が出席した。

祝賀宴で挨拶される湯川正夫玉水教会長

　4月14日(木)、京都紫野の臨済宗大本山大徳寺塔頭瑞峯院において中外日報社創業者の「真渓涙骨社主五十回忌」が催され、入院中の三宅龍雄教会長の名代で三宅善信執行が参列した。

宗教界に特別の業績を残した真渓涙骨翁の五十回忌ということもあり、宮坂宥勝真言宗智山派管長・総本山智積院化主や山折哲雄国際日本文化研究センター所長をはじめ、十数名の特別来賓が招かれて、涙骨翁の晩年の寓居瑞峯院で仕えられた。涙骨翁は、三宅歳雄初代教会長と特別関連が深く、現在でも泉尾教会は中外日報社の大株主でもある。

　　4月 10日(日)、恒例の春の本部団体参拝が行われた。JR大阪駅に集合した泉尾教会の信者一行は、特別列車を仕立てて、岡山県金光町にある金光教本部を団体参拝した。

教祖奥城でご祈念を上げる 泉尾教会参拝団一

　　JR山陽本線金光駅に到着した泉尾教会信徒一行は、駅前にある泉尾教会控え所に旅装を解いた後、本部広前会堂にて、三宅善信執行が金光平輝教主に参拝の「お届け」を行った後、会堂背後の木綿崎(ゆうざき)山にある教祖金光大神奥城(墓所)に参拝した。

墓前祭で教話を行う三宅光雄副教会長

　　続いて、泉尾教会信徒墓地で墓前祭(祭主：三宅光雄副教会長)が仕えられ、三宅光雄師による教話も行われた。最後に本部広前祭場で仕えられた天地金乃神大祭(祭主：金光平輝教主)に参拝。この日のすべての行事を終えて帰途についた。

　　4月5日(火)、神徳館小会議室において、第136回JLC会議(IARF日本連絡協議会)が、JLC加盟各教団の代表が出席して開催された。最初に、本年度当番事務局を務めている泉尾教会の三宅光雄副教会長が開会の挨拶を行い、三宅善信執行の議事進行によって始まった。

　　今回のJLC会議では、4月2日に逝去されたローマ教皇ヨハネ・パウロ2世に関するJLCとしての対応や、「愛・地球博」出展準備状況の報告、オックスフォードのIARF本部からの質問事項への対応、5月30日に台湾の佛光山で開催される第32回IARF世界大会準備会議への対応について、6月下旬に米国で開催されるUUAの年次総会等について協議し、西田多戈止一燈園当番、山本行恭椿大神社宮司、三輪隆裕日吉神社宮司、本山一博玉光神社権宮司他が出席した。

JLC会議で開会の挨拶をする三宅光雄副教会長

　　JLC会議に続いて、5月1日から「愛・地球博」にIARFとWCRPが共同して出展する『こころの再生・いのり』館事業に関する最終的な打ち合わせを行った。事業規模の拡大によって、想定される歳入不足の扱いについて協議されたが、各教団の対応が異なり、十分な結論が得られなかった。

　　4月 3日(日)、子供たちの進学・進級を祝い、学業成就を願う学業達成祈願祭(祭主：三宅光雄副教会長)が、広前神前で仕えられ、幼稚園児から大学生まで、大勢の子供たちが参拝した。

子どもたちにお祈りの言葉を述べる 三宅光雄副教会長

　　祭典に行われた感謝の集いでは、今春、大学に進学した三宅薫さんが感話を行った後、小中高大の新入学者代表・進級者代表が三宅光雄副教会長から記念品を授かり、子供たちの健やかな成長と学業成就を願って、お祈りの言葉を述べた。

　4月1日(金)、新年度入りの初日、昨年、新設された大阪府の特別職としての筆頭知事秘書の山田信治氏が泉尾教会に表敬のため来訪され、三宅善信執行が応答した。「特別職知事秘書」とは、従来の官僚としての知事公室秘書課のスタッフではなく、政治家としての府知事の業務をバックアップするための副知事に準じる役職である。

山田知事秘書と懇談する三宅善信執行

　　山田氏は、長年にわたる泉尾教会の府政への協力に感謝すると共に、5月13日に開催される「近畿宗教婦人連盟第50回大阪大会」への太田房江知事の出席に関する準備等について、三宅執行と協議した。