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2019年10月11月合併

令和元年の秋は、日本にとって特別な秋である。

10月22日には、皇居で即位の礼正殿の儀が仕えられ、世界各国からの祝賀使節の前で新天皇が第126代の天皇に即位したことを内外に宣言される。

また、11月14日の深夜から15日の明け方にかけて、古代より連綿と伝わる作法に則り、天皇陛下御自らが今年収穫された新米を神々に供えられ、共に頂かれる大嘗祭が仕えられる。

皇位は世襲されるものであるが、皇嗣であるからといって自動的にその地位に就けるものではない。

歴代が担って来た苦労を自らも一生懸命に担う覚悟を内外に宣言し、かつ、実意丁寧に神々に奉仕することによってその恵みをわが恵みとして受け、その余徳によって、国民全体に幸福をもたらすものでなければならない。