★★ 教会長三宅歳雄 教話集 ★★



 「神が代わりに聴いてやる」 (99年3月31)



神様に起こしていただき、広前へ参拝させていただく。そして、神様に教えていただいて、お話をさせていただくことができて、本当に有難い。神様に生かしていただき、教えていただき、そして参拝させていただいて、お話をさせていただく。

神様が起こして下さればこそ、お話をさせていただけ、御届も聴かせていただける。すべて神様がしてくださり、教えてくださりして、日々の御用がさせていただける。

お話をさせていただくお話も十分でない。十分に声が出ません。しかし、こうしてこうお話をさせていただける。そしてお話を聞いていただく。御届を聴かしてもらう。特に最近は、御届を聴かしてもらい、お話をするのも、とても十分とは言えません。皆さんたちにお話を解ってもらっているのかどうか心配するくらいですね。皆さんたちの御届も神様に御届するのですが、それももう本当に不十分でございます。お許しして下さい。

こうして、お結界のこの机に座らせていただいて、お話をさせていただくのも、それも神様にしていただいての私でございます。お結界のお机をしっかり、こう、握らせてもらい、しがみつかせてもらい、お話もさせてもらうのであります。不十分をお許し下さい。

このお話すら、いつ何時、出来んようになるか判らぬ。そう思うのです。神様゜神様゜と祈りつつさせてもらって、お届を聴かせてもらうのです。けれども、皆さんたち、お分かりならんかも知れませんが、このご神前が私の「死に場所」でございます。いつご神前で死んでいるかも知れぬ。そう思うくらいでございます。

神様は、おかげも渡して下さり、皆さんたちにもご心配していただき、そしてお結界も座らせていただいているのでございます。言葉も十分出ておらんかも知れません。出ておらんでしょう。許して下さい。ただただこの広前といいますか、この聖地に神様がおられます。そしてお取次してくださる。その代理といいますかねえ。それをさせてもらっておりますだけで......。けれども十分出来ていません。

皆さんのお届を聴かせてもらって、そのお届をすぐご祈念させてもらって、そしてここへ出してもらうまでの祈りをさせてもらっております。「祈りはいのち」です。不十分でございます。お許し下さいませ。

こうしてお話させてもらうのも、みな神様のおっしゃるまま。そして皆さんのお届を聴かせてもらう。そしてすぐ神様にお届を申し上げる。それは日々の私でございます。しかも身体が非常に悪い。こうして、こう座らせてもらっておらしているのもaaこれは半期程前からですがaaここへ座らしてもらっているのも、こうしてお机にお結界にしがみつかせていただいて、そしてお届を聴かせてもらい、すぐお願いし、信者の願いは、さらに参拝しておらぬ信者のことを祈らねばと思っています。

先程申しておりましたように、それが私のいのちですね。それで生かしてもらっておるんです。実際は、お届でもほとんど聞こえておらんのです。耳がちょっとおかしいのでございますが、それでも神様は座らせて下さって、ご祈念させて下さって、そしてお話もさせてもらい、それは、神様のお祈りをするんですね。だから、ここでお話させてもらうのです。それだけは神様がさせてくださっている。それが神様と共におかげを蒙っておるんです。耳もほとんど聞こえません。神様に聞いていただくのですが、それでもあざやかにおかげを蒙っていることを私が知っております。もうそれ一途でございますね。

ですから、そのつもりで、お届は、「もう親先生は聞こえんやろう」と思わずに、神様も同時に聴いて下さっておるのです。それでおかげを蒙っているのですから、その点は安心していただきたい。

「氏子を祈れ」......。私にですね。「お前は何もせんでもよい。皆、神が祈りをしておるのじゃ。氏子の祈りを神が取次してやっておる。そして、お話も神がしてやるから心配するな」そうおっしゃってくださっておられますからこそ、広前に来させてもらっているし、お話もさせてもらっています。

日々のお話もよく味わって聴いていただきたい。皆さんたちは一人ひとり熱心な氏子です。お家の人のこともお届さしてもらっているのです。本当にここに座らせてもらってお机を握らせてもらって「神様゜」とお願いをし、そして神様に教えていただき、御礼を申しておるのでございます。

どうぞ日々の信心は、本当にこの聖地はすばらしい天地金乃神様の御取次の場所です。有難い。その神様のおかげで、一日も欠かさずに、少々身体が悪うとも、不都合がないのは、それは神様゜神様あってのことです。神様がして下さっておるのでございます。どうぞ、皆さんも、そこのところを解っていただいて、お届も、決して遠慮なしにしていただきたい。神様がして下さっているのですから......。また、そのことによって私も助かってゆきたいと思うのです。

どうぞ、共々に、教祖様がご帰幽されても、二代金光様、三代、四代、五代金光様が御取次して下されておるのです。私もむろんそうでございますが、有難いことでございます。どんな時でも、聞き届けて下さっておかげを蒙らせてくださっているのでございます。

ただ相済まぬことは、お話もほとんど聞こえておらぬかも知れませんが、お許し下さい。けれども、私にこうおっしゃったことは全部、教祖様は天地金乃神様に祈られておかげをくださっているのですから、泉尾教会の聖地、この教会は、すばらしいおかげを蒙っております。どうぞ、そう思って安心して、私はもう何も出来ませんが、先程から申しましたように、教祖生神金光大神様を通して、天地の親神様は、日々このお机で御取次しておられるのですから、どうぞ安心して下さいませ。

「天地はひとつじゃ。教祖の神は天地の神と一体ぞ」「教祖の神様は天地金乃神と同様である」と、そう思え。とおっしゃったということでございます。

どうぞこれを覚えておいていただいて、お届を遠慮なくして下さい。「親先生は、もう聞こえてない」という方もあるやもしれませんが、「聞こえてなくても分かっている。わしが聞いている」と、神様がそうおっしゃっておられます。どうぞそれを思って、日々の信心をしっかりと信心されますよう。泉尾教会の信心は日参が根本でございます。「祈りまかせ。何なに事ごとも心配するな。心配する心で信心せよ」とおおせられています。それを思って、しっかりと祈り、そして安心した生活をさせていただくように、それを目標に日々参拝する。

どうぞそのつもりで、家族全体の健康を始め、ご縁の人や知人の健康を祈っていただいてあげて、共に共におかげを蒙っていただかれますよう、お願いしておきます。