2011年2月23日

 国際宗教同志会声明


われわれ国際宗教同志会は、2011年2月23日に大阪で開催された年次総会に当たり、現在リビアで起こっている問題について、憂慮し、以下の内容を表明する。

リビア国最高指導者
ムアンマル・カダフィ閣下


 長年、虐げられてきた国民の声に耳を傾けることこそ、最高指導者の務めである。

 直接民主制を採用する貴国政府が、自国民に対して銃口を向けることなどあってはならない。

 「自国民を保護する責任」を果たすことを放棄した指導者は、即時、退任すべきである。

 われわれ平和を愛する国際宗教同志会は、40年間にわたってリビアを平穏に統治し、アラブ世界の統一を計ってきた賢明なるカダフィ閣下は、名誉ある撤退を決断するものと信じる。


                         国際宗教同志会 会長
                            村山廣甫


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