G7広島サミットへの宗教者からの提言

2023年5月19日から21日まで、広島にて開催される第47回先進国首脳会議(G7サミット)に対して、国際宗教同志会から以下の提言をする。

 

国連の安全保障理事会の常任理事国であるロシアによるウクライナに対する侵略行為によって、国際間の紛争調停機関である国連の機能が停止した現在、世界平和の維持と人類の繁栄に対して大きな影響力を有するG7諸国の責任は大きい。それ故、G7各国は一致団結して、ロシアの侵略行為を停止させるためのあらゆる施策を執るだけに留まらず、たとえそれが主権国家によるものであったとしても、軍事力による国際秩序の現状変更に対するあらゆる試みや核兵器をはじめとする大量破壊兵器による威嚇行為そのものを許さない体制を構築することを求める。

地球を、現在生きているわれわれが利用する資源の対象と見るだけでなく、グローバルサウスの人々にも公平にアクセスする機会を保証すると共に、将来に生まれてくる世代の人々にとっても持続可能なものとするため、地球温暖化防止をはじめSDGsが提唱する17の分野別課題の一日も早い実現にG7諸国が尽力することを求める。

生成型AIをはじめとする飛躍的な新技術の成果を、人類にとって有意義な技術として活用できるようにするために、国境を越えて稼働するデジタル技術に対する国際的なプロトコルを早急に作成することを求める。

 

   2023年5月1日

国際宗教同志会 会長

左藤一義

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