★三宅代表 アフリカの宗教指導者とエイズの子供問題で協議

  これまで、宗教対話や文明間の相互理解について再三、独自の意見を発表してきた三宅善信レルネット代表が、マイクロソフト社の総帥ビル・ゲイツが資金提供をして、このほど、ケニアのナイロビで開催される「African Religious Leaders Assembly on Children and HIV/AIDS (子供とエイズに関するアフリカ宗教指導者総会=ARLACH)」および「WCRP International Governing Board (世界宗教者平和会議国際管理委員会)」に、ただ一人の日本人として招かれて、参加することになった。

  20世紀後半のアフリカの最大の課題は、食糧難と各種の風土病の克服であったが、21世紀の課題としては、各地で繰り返される民族紛争(大量の難民が発生する)との解決と、2,000万人はいると推定されるHIV/AIDSに感染した子供の問題の克服であると言われている。

  三宅代表は、6月10〜12日にナイロビで、同国のD・モイ大統領も臨席して開催されるARLACH総会に参加し、アフリカ各地の状況をつぶさに見聞すると共に、エイズの拡大阻止に宗教が果たしうる役割について、意見を交換する。引き続き、13〜14日に開催されるWCRP国際管理委員会では、WCRP名誉会長のひとりである三宅善信代表の父、三宅龍雄師の名代として、意見を述べる予定である。

  また、三宅代表は、同国滞在中に、いわゆる「ムネオ疑惑(ソンドゥ・ミリウダム開発問題)」で注目された在ケニア日本大使との会見や、18年前、三宅代表の祖父(故三宅歳雄師)が、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からの依頼で国連定住農業促進難民センターへ寄贈した延長2kmの給水パイプラインの「その後」の視察や、文化人類学的な観察を行い、18日に帰国する予定である。


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