★三宅善信代表がロシア連邦ナショナルデーに列席

    6月19日更新

 6月11日、在大阪ロシア連邦総領事館(豊中市)において開催された「ロシア連邦ナショナルデー(建国記念日)」祝賀パーティに、レルネットの三宅善信代表が招待され、オレグ・イワノフ総領事らと歓談した。

 三宅代表とロシアとの関係は長く、大学院生時代の1981〜83年に、修士論文のテーマ「ロシア正教会の儀礼」について研究したほどのロシア正教会通でもあり、大学・大学院の1年後輩には、後に「外務省のラスプーチン」と呼ばれた佐藤優元外務相主任分析官がいることも知られている。


イワノフ総領事をはじめピヨートル大帝に
扮した総領事館員と記念撮影

 三宅代表は、1980年代の後半から90年代の初頭にかけて4度ロシア(ソ連)を訪問した経験があり、中でも、1987年には、ゴルバチョフ書記長(当時)主催の『核兵器廃絶世界平和フォーラム』に招かれ、クレムリン宮殿内の会場で、当時、解放されたばかりの反体制派物理学者A・サハロフ博士とも会った。また、1988年にモスクワで挙行されたロシア正教宣教ミレニアム(東ローマ帝国からロシアにキリスト教が伝えられて千年の記念式典)にも列席し、ピーメン総主教(当時)をはじめとするロシア正教会の最高指導部と交流したことがある。

 また、現在のロシア正教会の最高指導者(カトリックのローマ教皇に相当)であるアレクセイ2世総主教がまだレニングラード(現サンクトペテルブルグ)の神学院長であった頃から同総主教(当時は府主教)と面識があり、3年前に同総主教が初来日した際に、品川のロシア大使館で開催されたレセプションにも招かれた。

 今回のロシア連邦「ナショナルデー(6月12日が正式の建国記念日であるので、厳密には前夜祭)」のレセプションは、梅雨の合間の好天に恵まれ、総領事館内での音楽会に続いて、日没後は、ガーデンパーティまで行われ、かつてのソ連時代の堅苦しい雰囲気とはずいぶんとカジュアルな雰囲気の祝賀行事となった。なお、大阪市と姉妹都市であり、建都300年祭が盛大に祝われたばかりのサンクトペテルブルグと関西国際空港との間にこの度、直行便が就航したことも報告された。


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