三宅善信代表
亀井静香国民新党代表代行と意見交換 8.30


  2009年8月30日、「天下分け目」の衆議院議員総選挙の投開票日当日という政治家にとっては、大変忙しい日であるにもかかわらず、三宅善信代表とは、その経済政策で共通するもの―反「マネー資本主義」、反「小泉・竹中路線」という意味―を多数抱える国民新党の亀井静香代表代行が、大阪で開催された三宅代表の亡祖父である『故三宅歳雄大人を偲ぶ会』に列席した。

  亀井静香氏は、三宅善信代表の企画・制作したCS放送「スカパー!」の番組『X Table Yの椅子』にゲスト出演したり、三宅代表の対談集『文字化けした歴史を読み解く』にも登場する仲である。

 今回の総選挙では民主党が大勝し、国民新党と社民党との連立政権が樹立され、亀井氏が、鳩山由紀夫内閣の閣僚に就任するのが確実視される中、亀井静香氏がここ数年間「一丁目一番地」と主張してきた「郵政民営化の見直し」や、公的資金の注入を受けて経営危機を回避しながら、昨年秋の世界的金融恐慌時には「経済の血液」としての金融業の社会的責任を十分に果たそうともせず、中小企業から「貸し剥がし」を行ってきた金融機関に対する社会的制裁についても、短い時間ではあったが意見交換を行った。


亀井静香国民新党代表代行に
カレン・ハミルトン博士を紹介する三宅善信代表

  また、昨年、三宅善信代表が事務局長を務めたG8宗教指導者サミット2008の活動を継承するカナダでのG8宗教指導者サミット2010諸宗教パートナーシップ委員長のカレン・ハミルトンカナダ協会協議会事務総長を亀井静香氏に紹介した。ハミルトン博士は、2000年の国連ミレニアムサミットで、世界の首脳たちによって採択された『ミレニアム開発目標(MDGs)』の実現をG8各国の政府に迫るという活動を推進しており、日本の政界に太いパイプを持っている三宅代表を通じて日本政府にも働きかけることを依頼すると同時に、三宅代表を、来年6月にウイニペグで開催されるG8宗教指導者サミット2010の「フルパートナー」に指名した旨を発表した。



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