WCRP『地球温暖化防止』提言を各政党に

  07年07月06日

 7月6日、解脱会本部(東京都新宿区)で開催された(財)世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会(理事長:庭野日鑛立正佼成会会長)の理事会・評議員会が開催され、三宅善信代表も評議員のひとりとして出席した。


解脱会本部で開催されたWCRP日本委員会の役員会

 この日の会議で注目されたのは、三宅代表が副委員長を務めるWCRP日本委員会の開発・環境委員会が作成した『地球温暖化防止に関する提言』を、WCRP日本委員会の正式文書として承認し、WCRPの理事長名で参議院議員選挙直前の各政党に提出し、各政党の地球温暖化防止への取り組みの真剣度合いを測る試金石としようというものである。

 この提言は、「(温室効果ガス排出の6%削減を謳った)『京都議定書』の即時完全実施」よりも遥かに激烈な「温室効果ガス排出80%削減」を全日本人に迫るもので、いくら科学的根拠があるとはいえ、例えて言えば、会社の営業日を週一日に限定するようなもので、政府や企業や個人が容易に受け入れることができがたい内容を含んでおり、各政党に対する宗教界からの「踏み絵」とも言える働きかけであった。WCRP日本委員会では、三宅氏が作成した原案の表現に一部修正を加えることとして、宮本けいし事務総長(妙智會教団理事長)に取り扱いを一任した。


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