同志社大学で英国コーパスカレッジが公演

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  2010年7月7日、同志社大学の神学館チャペルを会場に、英国オックスフォード大学コーパスカレッジ聖歌隊がコンサートを行った。ドイツでルターが宗教改革の端緒に付いた1517年(室町時代)に設立された五百年近い歴史を有するコーパス(「キリストの躰」の意)カレッジの聖歌隊は、二年前に大阪と京都で開催された「G8宗教指導者サミット2008」に英国から同カレッジの学長を務めていたティム・ランケスター卿が参加していた関係もあって、このサミットに協賛して、同聖歌隊が京都三条河原町のカトリック教会を会場にコンサートを開催したが、二年の時を置かず再来日となったものである。

  ランケスター卿とも面識がある同志社大学出身の三宅善信代表は、同大学出身の懸野直樹野宮神社宮司と共に今回の同志社大学での公演実現に尽力した。公演には、三宅代表の畏友で、かつてランケスター卿が学長を務めていたSOAS(ロンドン大学東洋アジア研究大学院)のジョン・ブリーン教授(現在は、国際日本文化研究センター准教授)一家も来場した。


同志社大学神学館チャペルで合唱する
オックスフォード大学コーパスカレッジ聖歌隊

  約九十分間の公演(コーラスとパイプオルガンの演奏)に引き続いて、同大学のアーモスト館ゲストハウスでコーパスカレッジと同志社大学の学生が交流する立食パーティが開催された。なお、今回の来日公演も、前回同様、IFAC(世界芸術文化振興協会)の後援で実現した。



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