三宅善信代表 ニューヨークで各国際機関を歴訪

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  2010年10月4日、三宅善信代表は乗り継ぎのため数時間ニューヨークに滞在した折、当地に事務局を置く各国際機関を訪問した。

  最初に、自らが常任理事を務める神道国際学会の在米法人International Shinto Foundationのニューヨーク・センター職員の中西正史・林原礼奈両氏から、主に国連を舞台に活動しているNGO諸団体の情勢についてブリーフィングを受けた。

  続いて、国際刑事裁判所(ICC)を実現するために、数多の国際NGOに呼びかけてひとかたならぬ貢献したWFM(世界連邦運動)の国際事務局を訪れ、各部門のスタッフからWFMの現状について説明を受けた。


TOU国際事務局でヴァン=ダイクTOU執行役員と会談する三宅善信代表

  さらに、この秋、創立50周年を迎えるTemple of Understanding(理解の殿堂)の国際事務局を訪れ、アリソン・ヴァン=ダイク執行役員と会談した。三宅代表の亡祖父三宅歳雄師は、長年、カラン・シン博士(註:カシミール・ジャンムー藩王国のマハラジャの王太子として生まれ、インド連邦成立後は、国会議員やインド政府閣僚、駐米大使等を歴任、また、バナラシ・ヒンズー大学、ジャンム・カシミール大学、ジャヤワルラル・ネルー大学の総長を歴任した)と共に、TOUの国際委員長を務めたこともあって、三宅代表は、ヴァン=ダイク執行役員からの求めに応じて、金光教泉尾教会のデジタル・アーカイブスに保存されているTOU関連の画像データ等の提供を約束した。なお、三宅善信代表は、TOUが50周年を記念して選定した「世界の諸宗教対話を展望する65人」に、日本人としては唯一人選出された。

 続いて、三宅代表は、国連本部前のReligion for Peace(世界宗教者平和会議)の国際事務局を訪問、スタイン・ヴィルムスタッド副事務総長をはじめとする国際事務局のスタッフから、一週間前に奈良で開催されたWCRP創設40周年記念「世界宗教者まほろば大会」の感想等について尋ねた。


ウイリアム・ベンドレイWCRP事務総長と歓談する三宅善信代表

 最後に、折から、Religion for Peace国際事務局の正面にあるミレニアムホテルで開催されていた「ARMS DOWN!」キャンペーン終了式典に参列した。日本における終了式典は、WCRP創設40周年「世界宗教者まほろば大会」の一環として、9月25日に東大寺大仏殿前特設会場で開催され、岡田克己民主党幹事長らも参加して約1,100万人分の署名が集まったことが紹介されたが、この日は、全世界における終了式典がニューヨークで行われた。

 日本からWCRP日本委員会青年部会の同キャンペーン実行委員長の八坂憧憲中山身語正宗青年本部長や副実行委員長の深田良一円応教青年会会長ほか数十名の青年が参加した終了式典は、Religions for Peaceのウイリアム・ベンドレイ事務総長の挨拶に始まり、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の名代として出席したセルジオ・デュアルテ国連軍縮部上級代表が、世界各国で集めた約900万人分の署名と合わせて約2,000万人分の署名の目録を受け取った。


ミレニアムホテルで開催されたARMS DOWN!キャンペーン国際終了式典

 このように、わずか数時間のマンハッタン滞在であったが、三宅善信代表はその時間を有効に活用して、多くの国際機関関係者と情報交換を行った。



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