三宅代表が神戸国際大学の研究プロジェクトに

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パワーポイントを使って研究発表を行う三宅善信代表
パワーポイントを使って研究発表を行う三宅善信代表

  2012年から2014年までの3カ年の予定で、神戸国際大学経済文化研究所のプロジェクトXIX『現代における死生観と葬送儀礼の多様性に関する研究』が、同大学の遠藤雅己学長をはじめ同大学内外の10名の研究者によって実施されることになった。本プロジェクトは、現代における死生観を問い直し、多様化する葬送儀礼のあり方をめぐって、哲学・倫理学・宗教学・死生学・典礼学という従来の取り組み加えて、心理学・観光学・社会学等からのアプローチを取り入れ、神道・仏教・キリスト教の立場から、葬送の執行をめぐる比較検討を行うことによって、学際的に検討することを目的としている。

研究会の直前に執行された三笠宮家の斂葬を例に、神葬祭の構造について説明する三宅善信代表
研究会の直前に執行された三笠宮家の斂葬を例に、
神葬祭の構造について説明する三宅善信代表

  4月21日の第1回研究発表会、5月19日の第2回研究発表会に続いて、6月17日に開催された第3回研究発表会では、神道の立場から豊富な神葬祭を執行した経験を有する三宅善信レルネット代表が、また、伝統仏教の立場から真言宗御室派の僧侶でもある松田史NCC宗教研究所研究員が、それぞれの研究発表を行った。なお、本研究プロジェクトにおいては、2014年度の出版と公開講演会の開催を目指している。




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