三宅善信代表 チベット政府外相と

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チベット政府のディキ・チョヤン情報国際関係大臣と質疑応答を行う三宅善信代表
チベット政府のディキ・チョヤン情報国際関係大臣と
質疑応答を行う三宅善信代表

  2012年7月5日、三宅善信レルネット代表は、ダライ・ラマ14世法王の満77歳の生誕会を翌日に控えたこの日、大阪国際交流センターを会場に、約1年前にチベット史上初の民主的選挙によって選出され、ダライ・ラマ法王から、すべての政治的権限を委譲されたロブサン・センゲ内閣(首相就任直前まではハーバード大学教授)の閣僚であるディキ・チョヤン情報国際関係大臣(外相に相当)の講演会に参加した。

  カナダのモントリオール育ちで名門校マクギル大学出身のディキ・チョヤン大臣は、流暢な英語で、現在、中国のチベット自治区およびその周辺のチベット人が多く暮らしている地域で起こっている出来事について報告すると共に、昨年成立した中央チベット政権における民主的国家運営体制について約2時間、熱弁した。ディキ・チョヤン大臣は、チベット語はもとより、フランス語・英語・中国語に堪能で、これからのチベット人のスポークスパーソンになってゆくと思われる。

チベット政府のディキ・チョヤン情報国際関係大臣と三宅善信レルネット代表
チベット政府のディキ・チョヤン情報国際関係大臣と三宅善信レルネット代表

  公演後に行われた質疑応答では、三宅善信代表が、国際社会における宗教的少数派の人権擁護策について、ディキ・チョヤン大臣と英語でディスカッション行った。また、公式のディスカッション終了後も、ジュネーブにおける国連人権理事会の「UPR(普遍的継続的見直し)」へのコミットメントの可能性について意見交換を行った。




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