「地縁・血縁の再発見」をテーマにコルモス会議

12月26日〜27日

  2012年12月26日〜27日、第59回現代おける宗教の役割研究会(通称:コルモス会議)が、京都国際ホテルに約70名の学者・宗教関係者を集めて『地縁・血縁の再発見』をテーマに開催され、レルネットの三宅善信代表も研究会員および理事の一人として出席した。

基調講演中のコルモス会議
基調講演中のコルモス会議

  26日午後、大村英昭会長の開催挨拶に続き、P・スワンソン南山大学教授による司会進行で、『震災からの復興にみる宗教の“ちから”』と題して、鈴木岩弓東北大学大学院教授が、また、『地縁・血縁の再発見』と題して、薗田稔京都大学名誉教授の両者が基調講演を行った。

  初日の夕方は、出席者全員の記念撮影と夕食懇親会が催されたのに続いて、理事会が開催され、「法人化」の可能性と「長期的な財政基盤の確立」といった課題で、三宅理事を中心に議論が展開された。

熱心な討論が行われたコルモス理事会の様子
熱心な討論が行われたコルモス理事会の様子

  27日は朝から、氣多雅子京都大学大学院教授の司会進行で、渡辺順一金光教羽曳野教会長、板井正斉皇學館大学准教授、釈徹宗相愛大学教授、小田武彦聖マリアンナ医科大学教授の4師がパネリストを務めてパネルディスカッションが行われた。

  昼食後、星野英紀大正大学教授が司会進行を務めて全体討議が行われ、三宅善信代表と共に、大谷光真浄土真宗本願寺派門主、泉美治元大阪大学蛋白質研究所長、小原克博同志社大学一神教学際研究センター長らから問題提起がなされ、最後に島薗進副会長の閉会の挨拶で、第59回研究会議が閉会した。

議論の進展を見つめるコルモス会議の参加者たち
議論の進展を見つめるコルモス会議の参加者たち



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