世界連邦平和促進全国宗教者・信仰者大会

2013年11月28日

 2013年11月28日、立正佼成会本部を会場に第35回世界連邦平和促進全国宗教者・信仰者東京大会が『自然災害から受け継ぐもの』をテーマに開催され、全国各地から約600人が参集した。

立正佼成会の大聖堂で行われた「世界平和の祈り・東日本大震災慰霊の祈り」
立正佼成会の大聖堂で行われた「世界平和の祈り・東日本大震災慰霊の祈り」

 午前10:30、大聖堂において舞楽『蘭陵王』の上演に続いて、神社・仏教・キリスト教・イスラム教・教派神道・新宗教の代表者が順次登壇して、「世界平和の祈り・東日本大震災慰霊の祈り」を行った。続いて、今回の会場を提供した庭野日鑛立正佼成会会長と主催者である田中恆清世界連邦日本宗教委員会会長が挨拶を行った。

大会の運営委員として大聖堂の最前列に着席する三宅善信代表
大会の運営委員として大聖堂の最前列に着席する三宅善信代表

 昼食後、会場を隣接する法輪閣に移し、第35回世界連邦平和促進全国宗教者・信仰者東京大会の開会式が行われた。開会の辞を昨年度の開催教団である吉田茂穂鶴岡八幡宮宮司が、主催者を代表して大会長である渡邊恭位立正佼成会理事長と実行委員長の田中恆清石清水八幡宮宮司が挨拶を行い、また、来賓を代表して小林正道日本宗教連盟理事と宇都宮憲爾世界連邦推進日本協議会理事長が祝辞を述べた。

立正佼成会の法輪閣で行われた世連日宗委の全国大会
立正佼成会の法輪閣で行われた世連日宗委の全国大会

 続いて、『人の心に木を植える』と題して、畠山重篤NPO法人『森は海の恋人』理事長が基調講演を行い、田中会長がコーディネーターとなって、畠山氏に加えて、稲場圭信大阪大学大学院准教授と宍野史生扶桑教管長がパネリストとなってパネルディスカッションが行われた。

立正佼成会の法輪閣で行われたパネル討議
立正佼成会の法輪閣で行われたパネル討議

 最後に、「大会宣言文」が宣言起草委員長の桶屋良祐念法眞教教務総長から報告されて採択され、大会実行副委員長の黒住宗道黒住教副教主による閉会の辞で、第35回世界連邦平和促進全国宗教者・信仰者東京大会は閉会した。なお、この後、新宿のハイアットリージェンシー東京に会場を移して懇親会が開催された。




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