普門館でIARF世界大会事前学習会

2014年5月13日

2014年5月13日、東京都杉並区の普門館で国際自由宗教連盟(IARF)日本連絡協議会(JLC)主催の「第34回IARF世界大会事前学習会」が開催され、清泉女子大学文学部の山本達也准教授が『情報化時代の未来像と信教の自由を考える〜セキュリティ・プライバシー・民主主義の視点から〜』と題して基調講演を行った。

本学習会の意義について述べる三宅善信代表
本学習会の意義について述べる三宅善信代表

山本准教授は、ここ数年間のソーシャルメディアの急激な普及は、『アラブの春』に見られるような、長年、ビクともしなかった北アフリカの独裁体制社会をいとも簡単に崩壊させたが、一方で、特に先進国においては、国家機関や大企業がこれらの新しい技術を用いて、かえって国民を管理しようとしているという点について、実例を多数示しながら、現代社会の抱える問題について解説した。

山本達也准教授に対して質問をする三宅善信代表
山本達也准教授に対して質問をする三宅善信代表

第34回IARF世界大会は、『デジタル時代における信教の自由』をテーマに、本年8月24日から27日まで、英国のバーミンガム大学を会場に開催されるので、この学習会において、世界大会のテーマを企画した三宅善信代表と山本准教授との間で、ディスカッションが繰り広げられた。

学習会に先だって開催された第190回JLC会議の様子
学習会に先だって開催された第190回JLC会議の様子

なお、本学習会に先立ち、別室にて、第190回JLC(IARF日本連絡協議会)が開催され、英国で開催される世界大会の準備状況等について、世界大会運営委員の三宅師から日本人参加者に対して、各種の説明が行われた。




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