日米印安全保障セミナー

2014年10月10日


2014年10月10日、在大阪・神戸アメリカ総領事館において、同総領事館とパシフィック・フォーラム共催のシンポジウム『インド太平洋地域における日米印の安全保障協力と役割』が開催され、関西経済同友会やアジア太平洋研究所から招待された専門家約50名が参加した。

ハワイに本拠を置くシンクタンクCSIS(パシフィック・フォーラム)のブラッド・グロッサーマン理事長の司会進行により、リチャード・ロソウCSISシニア・フェロー、防衛大学国際関係学科の伊藤融准教授、ジョージア大学国際貿易・安全保障センターのアヌパム・スリバスタバ所長らが発表を行い、パネル討議展開した。

内部は撮影禁止の米国総領事館と当日のパンフ
内部は撮影禁止の米国総領事館と当日のパンフ

在阪では数少ない安全保障問題の論客でもある三宅善信代表は、「中国の海洋侵出を牽制するために、インド洋と西太平洋とを結ぶ東南アジア海域の防衛が重要であるが、そのためには、中国の南シナ海への侵出によって実害を受けているフィリピン・ベトナム・インドネシア等と、中国と地続きでありかつ南シナ海に面していないミャンマー・ラオス等の親中国の分断をどのように避けるかが、日米印三カ国にとって重要な軍事的・経済的課題である」と英語で主張して、パネリスト諸氏と意見を交えた





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