第18回国際神道セミナー

2014年11月22日


2014年11月22日、東京芝公園の日本聖公会聖アンデレ教会において第18回国際神道セミナーが開催された。最初に、主催団体である神道国際学会の栗本慎一郎会長の挨拶と主教座聖堂でもある同教会の笹森田鶴主任司祭が歓迎の挨拶を行った。

国際神道セミナーに先だって行われた打ち合わせ会
国際神道セミナーに先だって行われた打ち合わせ会

まず、マールブルク大学のマイケル・パイ名誉教授が『なぜ、宗教対話が求められるのか』と題して、また、国際日本文化研究センターのジョン・ブリーン教授が『これまでの歴史を振り返って』と題して、基調講演を行った。

聖アンデレ教会で開催された国際神道セミナー
聖アンデレ教会で開催された国際神道セミナー

続いて、『環境問題と宗教』というテーマで、茨城県の櫻井崇五所駒瀧神社宮司と大阪府の岩城聡日本聖公会川口教会司祭がパネリストとなってそれぞれの立場から発言し、三宅善信金光教泉尾教会総長がコメンテーターを務めた。さらに、『宗教における「祈り」の意味』というテーマで、東京都の矢島嗣久北澤八幡神社宮司と熊本県のフランコ・ソットコルノラ生命山カトリック霊性交流センター神父がパネリストとなってそれぞれの立場から発言し、オリエンス宗教研究所のムケンゲシャイ・マタタ所長がコメンテーターを務めた。

フロアからの質疑に応答するパイ名誉教授
フロアからの質疑に応答するパイ名誉教授

さらに、岩澤知子麗澤大学教授の進行で、櫻井宮司・岩城司祭・矢島宮司・ソットコルノラ神父らのパネリストへの会場からの質疑応答が行われ、最後に、神道国際学会の三宅善信理事長からの閉会の挨拶でこの日のプログラムを終えた。

主催者として閉会の挨拶を行う三宅善信理事長
主催者として閉会の挨拶を行う三宅善信理事長

また、本国際セミナーに先立ち、聖アンデレ教会ホールにおいて、打ち合わせを兼ねた出演者との昼食会が、終了後には、都内のホテルで神道国際学会の理事会ならびに夕食会が催された。




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