西田天香十三回忌

2016年2月29日

2016年2月29日、一燈園の礼堂において、一燈園の創始者である西田天香師の十三回忌法要が行われ、各宗派教団関係者、燈影学園の児童・生徒らが出席した。1904年(明治37年)に一燈園を創設した西田天香師は、閏年である1968年(昭和43年)2月29日に、96歳で帰光(遷化)したため、4年に1回の頻度で回忌法要行われて来たが、今回の十三回忌(没後48年)で「切り上げ」になるため、最後の法要である。

霊前で啓白文を奏上する西田多戈止一燈園当番
霊前で啓白文を奏上する西田多戈止一燈園当番

午前11:00の来賓着席の後、開式となり、導師を勤めた西田多戈止当番(故西田天香師の孫)による献香と「般若心経」の読経に続いて、観世流シテ方の分林道治による仕舞『融』が追善奉納され、西田多戈止師による「啓白」がなされた。続いて、燈影学園の児童・生徒らが入堂着席して、『維摩経偈』と一燈園独自の『一事実』と『光明祈願』奉唱された。その後、全国光友会(一燈園の在家信者の全国組織)当番の瀧悌治氏から、列席者への挨拶が行われ、参列者全員の焼香で閉式となった。なお、会場を近隣のホテルへ移してお斎となった。なお、一燈園と関係の深い三宅善信代表も来賓の一人として列席した。

列席者全員で『一事実』を奉唱する十三回忌法要
列席者全員で『一事実』を奉唱する十三回忌法要



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