E・ヴォーゲル教授を迎えシンポ

2016年7月28日

2016年7月28日、大阪大学中之島センターで、ハーバード大学のエズラ・ヴォーゲル名誉教授を迎えて大阪国際フォーラム主催の講演会とラウンドテーブルが『アジアの安定と発展の方向――日米の役割』をテーマに開催された。大阪大学の西尾章治郎総長による歓迎の挨拶に続き、ヴォーゲル教授と星野俊也大阪大学副学長が基調講演を行い、この二人に加えて、堀井良殷関西・大阪21世紀協会理事長と青木俊一郎日中経済貿易センター相談役と三宅善信代表の三名がパネリストとなって議論が進められた。

大阪大学中之島センターで開催されたシンポジウムで記念講演を行うエズラ・ヴォーゲル名誉教授
大阪大学中之島センターで開催されたシンポジウムで
記念講演を行うエズラ・ヴォーゲル名誉教授

議論は、中国による海洋進出や緊張が高まる朝鮮半島情勢の中、アジアの安定と更なる発展に向け、日本と米国が果たすべき役割について、中国問題の専門家(ヴォーゲル教授)、国際関係論学者(星野教授)、現代中国に造詣の深い元NHK幹部の堀井氏と元松下電器幹部の青木氏、比較文明論者の三宅氏らが、それぞれの観点から意見を展開させた。

大阪大学中之島センターで開催されたラウンドテーブルで発言する三宅善信代表
大阪大学中之島センターで開催されたラウンドテーブルで発言する三宅善信代表



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