宗像大社で世連日宗委大会

2016年11月25日

2016年11月25日、福岡県の宗像大社と玄海ロイヤルホテルを会場にして、第38回世界連邦平和促進全国宗教者・信仰者大会が開催され、数百人が参加した。

宗像大社(辺津宮)と三宅善信代表
宗像大社(辺津宮)と三宅善信代表

最初に現在世界遺産登録に向けての準備が進められている宗像大社に参拝し、葦津敬之宮司から歓迎の挨拶を受けた。三柱の女神を祀る宗像大社とは、玄界灘に浮かぶ沖津宮、中津宮、そして九州本土の浜辺にある辺津宮の総称であり、古来より朝廷からの尊崇も厚く、沖津宮からの古代祭祀跡の出土物約8万点がそっくり国宝指定を受けている。

宗像大社(沖津宮)から出土した大量の古代祭祀具
宗像大社(沖津宮)から出土した大量の古代祭祀具

宗像大社への参拝と国宝の宝庫である神宝館の見学を終えた後、近くの玄海ロイヤルホテルへ会場を移し、『海の道から導かれた世界平和への智慧』をテーマに大会が開催され、主催者を代表して世界連邦日本宗教委員会の田中恆清会長が、協賛団体を代表して日本宗教連盟理事の宍野史生神道扶桑教管長が挨拶を行った。

歓迎の挨拶を行う葦津敬之宗像大社宮司
歓迎の挨拶を行う葦津敬之宗像大社宮司

続いて、宗像大社の葦津敬之宮司が『宗像と海の歴史』と題して、また、手漕ぎのカヤックで日本列島から台湾・フィリピン・オーストラリアまで海上を旅行した冒険家の八幡暁氏が『弱さから見えたもの』と題して記念講演を行った後、宣言文を採択して閉幕した。なお、三宅善信代表も、本大会実行委員会の運営委員の一人として参加した。




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