民主党幹部は、「佐藤優元主任分析官逮捕」に無関心 


02年5月17日


 レルネットの三宅善信代表は、5月17日夕方に、ヒルトンホテル大阪(大阪市北区)で開催された民主党関係者(前代議士)の「励ます会」に出席し、鳩山由起夫代表をはじめ、中野寛成副代表、石井一副代表、山本孝史参議院議員らと言葉を交わした。


民主党鳩山代表と言葉を交わす三宅代表

 席上、民主党幹部たちは、先頃、瀋陽の日本総領事館で起きた「中国武装警官による館内侵入および亡命希望者連行事件」に対しては、高い関心を示したが、いわゆる「宗男疑惑」に関連して14日に逮捕された佐藤優元主任分析官の問題については、意外なほど関心が低かった。特に、石井一代議士については、「外務省のラスプーチン」という言葉について、本年1月、予算委員会で最初に質問した議員であるにもかかわらずである。

 なお、5月17日という日は、ちょうど2年前(2000年)のこの日、東京のロシア連邦大使館で行われたロシア正教アレクセイ2世総主教歓迎会で、三宅代表と鳩山氏、それに東郷和彦欧亜局長と佐藤優氏らが、一堂に会した「記念日」である。


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