体力勝負!


三宅主幹を見ていると、「宗教家って体力勝負だなぁ〜」と思う。神主さんとか、お坊さんって、「バサッバサッとお祓いの大麻(「たいま」じゃありません。「おおぬさ」と読みます)を振ったり、座ってお経唱げたりしているだけで楽そう」と思ったことないですか? 少なくとも、あまり体力を要求される職業とは思えませんよね。

ところが、例えば、三宅主幹の4月のスケジュールを見てみると、国内出張7ヶ所・10日間、海外出張3ヶ所・7日間という有り様。それも、海外出張から帰った翌日から2ヶ所・3日間の国内出張…。この合間をぬって、毎朝4時からのお勤めを始めとした教会のお仕事と、レルネットの業務、来客や外出(総選挙が近いので、やたら政治家と合っているみたい…)をこなしているわけで、正直「よくもつなぁ」と思います。そこでわかったこと、「宗教家って体力勝負だなぁ〜!」と…。

宗教家の業務や日常ってあまり目にすることがないですよね。もちろん、日常生活では食事もするし、テレビも見るし、失恋して涙することもあるでしょう。私たちと同じ姿を見せすぎると「ありがたみ」がなくなってしまうのかもしれないけど、私としては、昨日のドラマの話をできる宗教家って親しみが湧いて安心できるなと思います。

でも、そんな日常のこと以上に日々のスケジュールなんか聞いてしまうと、「うわ〜、大変そう! やっぱり宗教家ってすごいんだな」と思います。考えてみると、小さな神社や教会やお寺で、年配の方が1人で守っているようなところって結構ありますね。そんなところだったら、極端なことを言うと365日24時間、休み無し(まるでコンビニ!)なわけですよね。結果として何事もなくても、常に臨戦態勢でスタンバイしていなければならないわけで。その肉体的・精神的な負担というのは大変なものではないかと頭が下がります。

 いったい何が彼らを駆り立てるのでしょう。ビジネスマンなどにも超激務に耐えている方はたくさんいます。仕事での成功や利益の追求という具合に、激務に臨む理由は推測できます。宗教家の場合は? 信者の方々へのご奉仕なのでしょうか? それとも教えを広めていくこと? これは一度、インタビューしてみなければなりませんね。ともかく、今回は「宗教家も体が資本」というお話でした。

宇根希英
                                      2000/4/28

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