2017年11月16日
2017年11月16日、金光教泉尾教会を会場に、平成29年度の大阪府宗教連盟の理事総会が開催され、仏教・神道・キリスト教・新宗教等から約40名の宗教者が出席した。泉尾教会の広前に正式参拝した後、同教会の会議施設である神徳館で、第一部として理事総会が開会された。
最初に大阪府宗教連盟の理事長を務める寺田裕司天理教大阪教区長が挨拶を行い、会場提供教団で同副理事長でもある三宅光雄金光教泉尾教会長が歓迎の挨拶を行った。続いて「総会」に移り、平成28年度の事業報告や決算報告、また、平成29年度の予算案や活動計画が示され、すべて原案通り採択されて、無事、理事総会は閉会した。
続いて、第二部として記念講演が行われ、大阪大学大学院の稲場圭信教授が『宗教の社会的つながり:防災・見守り・観光』という演題で、東日本大震災という経験を経て日本社会がどのように変わり、公益存在である宗教団体が如何にあるべきかについて、多彩な実例を挙げて分析した。
さらに、会場をリーガロイヤルホテルに移して、第三部の懇親会が催された。