2018年7月29日〜8月1日
2018年7月29日から8月1日まで、ホワイトハウスの近郊のジョージ・ワシントン大学を会場に、約300人が参加してRIC(再考諸宗教対話)大会が開催された。本会合は、IARF(国際自由宗教連盟)を中心に、URI(宗教連合イニシアティブ)やRfP(平和のための宗教)をはじめ、在米の諸宗教対話に関心のある団体や教団が協力して構築したプラットフォームであり、「宗教的差別に直面する中での包括的コミュニティの育成」、「コミュニティの組織作り:社会変革運動の開始と維持」など5つのテーマに分かれて4日間の討議が行われた。
それらの「包括的なイベント」の一端として、IARFの第35回世界大会が位置づけられ、英国に法人格を置く公益団体として法的に要求されている(定款に定められている)代議員による4年に1度の「IARF総会」が7月30日に開催され、任期満了で退任するウィツケ・ダイクストラ会長による過去4年間の活動総括やベッツィー・ダール財務理事による財務報告が承認された後、正・副会長、財務理事の責任役員たる三役を含む11名の国際評議員の専任と、英国における新法人への法人格の移行(より手続きが簡素化される)についての承認が得られた。
なお、新会長には英国における法人格移行業務も管掌するロバート・インス氏(英国人)が、副会長には青年代表枠のジャンビ・グプテ女史(インド人)が、財務担当理事には三宅善信師が就任した。また、7月31日には、信教の自由や民族的少数派に対して高圧的な態度を取っているドナルド・トランプ大統領に抗議するため、ホワイトハウスの裏庭(ラファイエット・パーク)で野外集会を行った後、市内をデモ行進した。