東京でUPF国際指導者会議

2018年12月20日

2018年12月11日、新宿の京王プラザホテルでUPFが主催する国際指導者会議(ILC)2018が『流動化する世界と平和構築』をテーマに開催され、ワシントンのシンクタンクやメディア、外交官や自衛隊関係者、国際関係論を専門とする学者らをはじめ、約300名が参加した。

参加者を代表して講師に質問する三宅善信代表
参加者を代表して講師に質問する三宅善信代表

公開された第1セッションでは、米国の国際政策に大きな影響を与えるCSIS(国際戦略研究所)の元所長であるダグラス・ジョンストン米国宗教と外交センター名誉会長が『現代における国際政治と宗教』をテーマに基調講演を行い、保坂俊司中央大学教授とヴィジャイ・ジョリーBJP(インド人民党)全国執行委員がコメントを述べたのに続いて、三宅善信代表がフロアから指名されて質問を行った。

日本の宗教者代表として紹介される
日本の宗教者代表として紹介される


続いて、今回の会議に招かれた宗教家が壇上で紹介された。その後、三宅代表も含めた休憩時間を利用した十数人という少人数の非公開の席で、ダグラス・ジョンストン氏との間で、同時通訳抜きでかなり突っ込んだ質疑が行われた。

少人数講のセッションで三宅代表の質問に答えるジョンストン博士
少人数講のセッションで三宅代表の質問に答えるジョンストン博士


夕食後の第2セッションでは、三十数名という専門家限定の場を設けて、ワシントンタイムズの硬派コラムニストとして知られるビル・ガーツ氏による『米中”新冷戦”と米国の外交・安全保障戦略』と題するパワポ・プレゼンテーションを聴いた後、フリーディスカッションを行った。三宅代表は、宗教家が”本業”であるにもかかわらず、日本周辺地域における米軍の戦略的動向について、日本の取るべき道も含めて鋭い質問を投げていた。

ビル・ガーツ氏によるプレゼンテーション
ビル・ガーツ氏によるプレゼンテーション

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