両陛下奉迎と大阪万博

2025年4月11日

2025年4月11日、大阪・関西万博の開会式に出席されるため、大阪に行幸される天皇皇后両陛下ならびに皇嗣殿下ご夫妻の伊丹空港ご到着の奉迎行事に行って来た。結果的には、とても気分を害するものであった。「奉迎エリア」と事前に指定されたゾーンに行ったら、手荷物を透明ビニール袋に詰め込まされた後、警察官が1m間隔で配置された狭いゾーンに閉じ込められ、長時間待たされている間中、5m間隔で配置された広報係の警官のアホ話を聞かされた挙げ句、なんの予告もなく沿道からかなり離れたレーンを皇嗣殿下ご夫妻の乗られたセンチュリーが一瞬で通り過ぎた。一方、伊丹空港を利用する一般の搭乗客は、目の前を両殿下が手を振られながら通過…。日本会議の安直な動員に頼る奉迎は見直すべきである。

伊丹空港での両陛下奉迎に参加した三宅善信代表
伊丹空港での両陛下奉迎に参加した三宅善信代表

三宅善信代表は、奉迎行事もほどほどに、伊丹空港からモノレールで十数分のEXPO70大阪万博記念公園を訪れた。55年間の歳月に堪えて今でも燦然と屹立する「太陽の塔」の存在感は圧倒的である。三宅代表にとっての万博の原風景はこっちである。因みに、三宅善信代表は日本で開催された1970年の日本万国博覧会を皮切りに、1975年の沖縄海洋博、1985年のつくば科学万博、1990年の大阪花博、2005年の愛知万博とすべての万博をコンプリートしている数少ない人間の一人である。

EXPO70万博記念公園で太陽の塔に奉迎される三宅善信代表
EXPO70万博記念公園で太陽の塔に奉迎される三宅善信代表

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