2025年9月5・6両日、ホテル日航大阪で第47回全日本仏教徒会議大阪大会(村山廣甫大会長)が開催され、全日本仏教会会長の伊藤唯真浄土門主、パロップ・タイアリー世界仏教徒連盟(WFB)会長らをはじめ、仏教各宗派の代表等が参加して盛大に開催された。

折から開催されている大阪・関西万博を意識したプログラム構成で、5日には諸宗教対話フォーラム『未来社会における宗教の役割』が開催され、釈徹宗武蔵野大学総長のファシリテートで、戸松義晴WFB執行役員、小原克博同志社大学学長、アナス・メレームスリム世界連盟日本支部代表、サイード佐藤ムスリム世界連盟日本支部理事、三宅善信国際宗教同志会事務局長らが仏教・キリスト教・イスラーム・神道の立場からディスカッションを行った。

6日には、シンポジウム『無量のいのち~すべてのいのちを慈しむ』をテーマに、釈徹宗氏のコーディネイトで、小説家の高橋源一郎氏、万博シニアアドバイザーの人類学者山際壽一京都大学前総長、万博シニアプロデューサーの生物学者福岡伸一青山学院大学教授、同じくジャズピアニストで数学者の中島さち子(株)steAm代表取締役らがディスカッションを繰り広げた。
