国際宗教同志会で日米ウの政教分離を学ぶ

2025年10月21日

2025年10月21日、金光教泉尾教会で国際宗教同志会の2025年度第3回例会が開催れた。総本山知恩院前執事長の井桁雄弘師の平和の祈り、宮本惠司会長の開会挨拶に続いて、三宅善信事務局長から、例会に先立って開催された理事会の報告として6月の第2回例会以後、国際宗教同志会として参加した7月のサイパン慰霊祭、8月の南アG20諸宗教フォーラム、9月の全日本仏教徒会議大阪大会の報告がなされた。

国際宗教同志会で記念講演を行うウクライナ系米国人正教会司祭のポール・コロルク師
国際宗教同志会で記念講演を行うウクライナ系米国人正教会司祭のポール・コロルク師

続いて、ウクライナ系米国人正教会司祭のポール・コロルク師から『信教の自由とは何? アメリカ、ウクライナ、日本の政教分離原則の一致と違い』と題する記念講演が行われ、いずれの国も民主主義国として憲法で「信教の自由」と「政教分離」の原則が規定されながらも、実際の運用においては大きく異なることを数多くの実例を挙げて

紹介し、この問題の重要性について日本の宗教指導者に再認識させる機会となった。

ウクライナ系米国人正教会司祭のポール・コロルク師の講演を受けて質問をする国際宗教同志会会員の岡野正純孝道教団統理
ウクライナ系米国人正教会司祭のポール・コロルク師の講演を受けて質問をする国際宗教同志会会員の岡野正純孝道教団統理

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