●○ 2000年10月行事 ○●

日韓宗教者協議会 30周年記念総会 開催
10月13日、泉尾教会神徳館国際会議場において、日韓宗教者協議会創立30周年記念総会が開催され、韓国宗教界の代表34名を含む約100名の宗教者が、『21世紀における宗教生態主義時代』をテーマに話し合いを行なった。なお、総会に先立ち、広前霊前において、日韓宗教者協議会の創設者である三宅歳雄先代教会長の追慕式が行なわれた。

午前10時、参加者一同は泉尾教会広前に参集した。戦後の日韓国交正常化からまだ年月も浅く、36年間にわたる日本の植民地支配によって、非常に反日感情の強い韓国宗教界との交流の端緒を築き、その動きが、日韓関係だけでなく、韓国宗教界内の融和につながり、KCRP(韓国宗教者平和会議)の創設の母体ともなった、韓国宗教人協議会を生み出すことになった「日韓宗教界の恩人」とも言え、昨年逝去した故三宅歳雄師の追悼式を行うためである。


追悼の辞を奉読する李昌圭KCRP会長

 この日の総会に参加した日韓宗教両国の宗教指導者全員が、広前霊前で玉串を奉奠し、参加者を代表して、儒教の総本山である成均館館長の李昌圭KCRP会長が追慕の言葉を奉じた。

 午前10時半、会場を神徳館国際会議場に移し、大阪国際宗教同志会(以下、国宗と略す)理事の上田恵亮法華宗太平寺住職の司会で開会。最初に、山田隆章融通念佛宗大念佛寺教学部長による開会の祈祷(日本語と韓国語で)が行われた。続いて、日韓宗教協議会会長の三宅龍雄金光教泉尾教会長(国宗理事長)による歓迎の辞と、韓国宗教人協議会の李載錫会長による答礼の辞が行われた。さらに、両国の協議会の事務局長から今回の総会開催の経緯報告や日程報告が行われ、本日の30周年「総会」における日本側の議長として国宗常任理事の松井石根天理教明城大教会会長が、また、韓国側議長としてKCRP会長の李昌圭成均館館長が選出され、開会に伴う儀式は終了した。




開会の挨拶をする三宅龍雄日韓宗教者協議会会長

 続いて、今総会の主題発表が行われた。テーマは「21世紀における宗教生態主義時代(宗教の共生・共栄)」という日本では、いまだに馴染みの薄いテーマが採択された。本、テーマについて、日本側は、国宗顧問の瀧藤尊教四天王寺第105世管長が、自然界の多様性と統一性の原理を仏教の「一大乗」の概念を用いて説明し、また、韓国側は曹渓宗佛國寺住持の李性陀大宗師が、東(仏教)西(キリスト教)の思想史の研究から、その行き詰まりを打破するために生態学の理念を導入するに至った過程を説明し、新世紀の幕開けに相応しい、地球規模でのダイナミズムを有する示唆に富んだ基調講演となった。

 その後、昼食を挟んで分科会が行われ、再度、全体討議、さらには、『大阪宣言』と『決議』および『中東和平アピール』が採択され、日韓宗教者協議会は閉幕した。詳しい内容については、大阪国際宗教同志会サイトの「日韓宗教者協議会30周年総会
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生神金光大神大祭仕えられる



祭主三宅龍雄教会長による祭詞奏上中の広前

 10月25日(水)、泉尾教会において、秋季大祭(正式名称は「生神金光大神大祭」)が仕えられ、あいにくの雨であったが、全国から約1,500人が参拝した。

午後2時、中正楽(雅楽の一種)が奏でられる中、会堂広前殿上に三十数名の祭員が参進。念入りな修祓、参拝者一同による『神前拝詞』奉唱の後、副祭主三宅光雄副教会長によって、日本一の規模を誇る神殿の大扉が荘厳な雰囲気のもと開かれた。続いて、御神酒(おみき)・鏡餅はいうまでもなく、山鳥・松茸などの海川山野で穫れた季節の神饌物が神前に供えられた。


祭典後、三宅龍雄教会長による教話が行われた

 そして、祭主三宅龍雄教会長が神前に進み、祭詞を奏上し、教祖生神金光大神の神徳を讃えると同時に、再来年1月に迎える泉尾教会75周年への決意を披瀝した。祭主の玉串奉奠に続いて、特別参拝人および信徒総代による玉串奉奠が行われ、祭事は終了。続いて、三宅龍雄師による教話(別掲)が行われた。

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教会長 石切教管長就任50周年に参加 
10月28日(土)、三宅龍雄教会長は、リーガロイヤルホテルで開催された木積一仁神道石切教管長就任50周年を祝う会に来賓として出席した。

 木積管長と挨拶する三宅教会長 
生駒山麓(東大阪市)にある石切劔箭(いしきりつるぎや)神社は、神武東征神話にも登場する由緒正しい神社であり、戦後、「神道石切教」として一教独立。神話の時代より代々木積家が神職を世襲してきた。医学博士という異色の経歴を持つ木積一仁現宮司は、1950 年に「神道石切教」二代目管長に就任された。

 中山正暉前建設大臣や西川きよし参議院議員と談笑する三宅教会長
 その就任50周年を祝う会が開かれ、三宅龍雄教会長は政財界からの代表以外では、宗教界からは森田禅朗四天王寺前管長とともに招かれ、壇上で紹介を受けた。なお、木積一仁管長は、大阪国際宗教同志会の常任理事としても活躍されている。
10/28