三宅善信代表 亀井静香金融・郵政改革担当大臣と三度対談

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  2010年3月27日、鳩山内閣の金融・郵政改革担当大臣としての政務だけでなく、連日のメディア出演で超多忙の亀井静香代議士が、大阪の三宅善信代表宅を訪れ、この十年近く「小泉・竹中路線」の新自由主義経済に対して、首尾一貫して反対の論陣を張ってきた「盟友」の三宅代表と対談した。

 亀井大臣と三宅代表との対談は、この半年間に三度(2009年10月4日三宅邸同年10月15日金融庁大臣室)に及んでいる。戦後、日本人が長年、営々と築き上げてきた大切な富や終身雇用制といった社会環境を切り刻んで欧米のハゲタカファンドやマネーゲームの亡者に分け与えただけでなく、これまで「世界一平準化が達成されている」と他国から羨まれた日本社会に、理不尽な「格差」をもたらせた元凶(ほぼ“同じ仕事”をしているにもかかわらず、労働者を「正社員」と「非正規雇用者」分けて差別し、不当な低賃金によって企業の利益を捻出していること)に対して、政治家と宗教家という立場は異なるけれども、断固として闘うという点では、両氏の見解は完全に一致している。


「刎頸の交わり」三宅善信代表との議論が大いに盛り上がる
亀井静香金融・郵政改革担当大臣

 さらに、外国人地方参政権付与問題や夫婦別姓問題についても、今後の日本社会の根幹を揺るがす可能性のある問題に対する民主党政権の拙速にブレーキを掛け、迷走する普天間問題に見られるような日本外交の基軸である日米同盟体制を揺るがす鳩山内閣の政権運営についても、監視していくという点で共通認識を得た。

 この日、亀井大臣は、昨年8月31日の衆議院議員総選挙の当日にもかかわらず、三宅善信代表の亡祖父故三宅歳雄師の十年祭に長時間参列したのに続いて、このたびは、ちょうど4年前に帰幽した三宅代表の亡父故三宅龍雄師の霊前に参拝した。



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