三宅善信代表 橋下徹知事の「大阪維新の会」に出席

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  2010年4月22日、橋下徹大阪府知事が設立した地域政党「大阪維新の会」を応援するために会社経営者らを集めた「経済人・大阪維新の会」(世話人:更家悠介サラヤ株式会社社長・平岡龍人学校法人清風明育社理事長・木村皓一株式会社ミキハウス社長)の「キックオフの会(註:フットボールで試合を開始する最初の一蹴り。また、新しいプロジェクトを立ち上げること。元ラグビー選手だった橋下徹府知事にかけている)」が、シティプラザ大阪において開催され、経営者や地域政党「大阪維新の会」所属の地方議員ら二百数十名の参加者と百人を越すマスコミが詰めかけて開催され、世話人から直接依頼されて三宅善信代表も出席した。


橋下徹府知事と挨拶する三宅善信代表

  橋下徹大阪維新の会代表は、「沈没寸前の日本丸を立て直すには、大阪丸を作り直すしかない。そのためには、諸悪の根元である大阪府・大阪市の二重行政を解消し、かつて東京が行ったような“府市合併(One Osaka)”して“大阪都”を実現するしかない! そのためには、来年4月の統一地方選挙を唯一のチャンスとして、大阪府議会・大阪市議会・堺市市議会で過半数を取りに行く!」との檄を飛ばした。

  橋下府知事と三宅善信代表とは、まだ一介の弁護士であった橋下徹氏が府知事選への立候補を決めた直後に三宅代表の元を訪問して以来の関係である。その後も、三宅代表が事務局長を務めたG8宗教指導者サミット2008で橋下知事が地元大阪を代表して挨拶をしたり、現在、新党「たちあがれ日本」の代表を務める平沼赳夫代議士ら旧知の代議士の会合等で何度か意見交換した仲である。


橋下徹府知事の檄に聴き入る維新の会参加者

  三宅善信代表は、「大阪府は日本国の一部であるから“一地方都市”の扱いを受けているが、もし一国として“独立”すれば、GDPから言えば、ベルギー・スイス・スウェーデン並みの世界でトップ20位(OECD加盟国並み)には入ることができる一流国である。また、たとえ“独立”しなくても、少なくとも国連本部は誘致することができる」と三十年以上前から主張しており、橋下徹府知事の「府市統合」構想より激烈である。2011年夏に公開予定の映画『プリンセス・トヨトミ』(原作:万城目学)のロケが、この夏、大阪府庁や大阪城周辺で実施され、奇想天外な「大阪国」構想がより一般的に認知されることが予想される。



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