三宅善信代表 ブレア元英首相主催の全世界ネット中継に出演

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 2010年6月22日、元英国首相のトニー・ブレア氏が創設した財団「Tony Blair Faith Foundation」の新プログラム『Faiths Act Global Briefing』の第1回ゲストに三宅善信代表が招かれ、インターネット回線を通じて、45分間にわたった全世界に生中継された。


番組収録中のスタジオの様子

 1997年から2007年までの十年間、「テロとの戦い」の時代を英国の首相を務めたトニー・ブレア氏は、ここ二百年来の歴代首相の中で最も信仰心が篤いことで有名で、首相退任後に「トニー・ブレア信仰財団 (Tony Blair Faith Foundation)」を創設し、自らが首相在任中に中心になって制定した国連『ミレニアム開発目標(MDGs)』の実現に熱心に活動している。

 そのブレア財団が、本年6月から毎月1回、世界の宗教的・政治的・経済的指導者をゲストに招いて、その時々の社会的問題について話を聞き、この様子を聴取している世界中の人々がインターネット回線を通じて、ゲストへの質問や自分の意見を番組に送信し、番組のモデレータがこれをゲストへぶつけるという聴取者参加型新番組を開始し、昨年末のオーストラリアでの万国宗教会議や、本年五月のマケドニアでの諸民族と諸宗教の和解会議等で東欧各国のテレビやラジオ番組に次々と生出演した三宅代表に白羽の矢が立ったものである。


カナダの公共放送CBCテレビのインタビューを受ける三宅善信代表

 この日の番組は、カナダ合同教会のモデレータであるマルディ・ティンダル女史が司会進行役をつとめ、「ウイニペグで開催されるG8宗教指導者サミット2010への日本宗教界の意気込み」等について質問された。その後、聴取者から届いた数多くの質問の中から、シンガポール在住のイスラム教徒からの「宗教対話に無関心な宗教者とどのように対話してゆくのか?」や、ウガンダのキリスト教徒からの「欧米ではほとんど知られていない宗教的少数派への関わり方?」や、オーストラリア在住のキリスト教徒からの「信仰者として社会の様々な問題にどう取り組んでゆくべきか?」等の質問が寄せられ、三宅代表が、聴取者に親しみのある聖書やコーランの文言を引用しながら、全世界共通である数学の数式等も例に挙げて、神道的価値観に基づいて英語で回答して、番組収録を終えた。



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