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定例JLC会議

2015年度の活動

3月16日(月) 第195 回JLC会議      於 むつみ会 神幸殿

3月15日、2015年度のJLC(IARF日本連絡協議会)当番教団であるむつみ会本部(京都市左京区)の神幸殿で第195回JLC会議を開催。今年度最初のJLC会議ということもあり、2014年度収支決算報告が行われ、今年度への繰越金3,358,900円と231米ドルと共に、前年度当番教団であった立正佼成会から今年度の当番教団であるむつみ会へのJLC事務局引継ぎ等が行われた。この日、審議された主な国際関係の内容は、2014年夏に英国バーミンガムで開催された第34回IARF世界大会の決算報告と、7年間日本に置かれていた国際事務局の引き継ぎ業務の報告と、ウィツケ・ダイクストラ新会長体制下で初の4月中旬に開催される2015年度国際評議員会へのJLCとしての意見集約について、また、国内関係としては、今後のJLC活動のあり方等について審議された。

むつみ会本部神幸殿で開催された2015年度最初のJLC会議

むつみ会本部神幸殿で開催された2015年度最初のJLC会議

この日の会議には、IARF副会長である三宅光雄金光教泉尾教会長と、同国際評議員の赤川惠一立正佼成会外務部次長、西田多戈止一燈園当番、滝澤俊文むつみ会教務長、日本チャプター事務局長の芝幸介師らJLC加盟各教団から13名の関係者が出席した。


4月14~15日 オランダで定例国際評議員会      於 スコーンホーフェン

4月14日~15日、オランダの地方都市スコーンホーフェンにおいて、国際自由宗教連盟(IARF)の2015年度国際評議員会が、昨年夏に英国で開催された第34回世界大会時に新たに選任された正副会長を含む国際評議員11名が参加して開催された。

スコーンホーフェンで開催されたIARF国際評議員会

スコーンホーフェンで開催されたIARF国際評議員会

ウィツケ・ダイクストラ会長による開会挨拶に続いて、ベッツィー・ダール財務理事から会計報告が行われた。しかしながら、世界大会終了後も実質的に日常の会計業務を行い、かつ国際評議員会に提出する資料を作成したのは、前任の財務理事西田多戈止一燈園当番と国際事務局を所管していた三宅善信金光教泉尾教会総長であったので、ダール財務理事からの「報告」もそれらのスタッフの補助によるものであった。

その後、現在、IARFプログラムでは最も成果を上げているインドにおける青年プログラムについて、ジャンビー・グプタRFYN(自由宗教青年ネットワーク)会長から活動報告が行われ、イスラエルとケニアとパキスタンでの活動計画などについて協議し、2015年度の予算を策定承認した。

2日目は、ここ数年来、南アジア地域での組織的混乱について報告され、7年間にわたって1人で国際事務局業務を行ってきたスタッフの後任事務局員の選任方法について協議した。ただし、年々緊縮する予算と、急速に発展するインターネット環境の変化によって、フルタイムスタッフを雇用するという従来のあり方を継承すべきかどうかまで含めて様々な検討が行われた。

IARF国際評議員会を終えて記念撮影

IARF国際評議員会を終えて記念撮影

また、3年半後に開催される次期世界大会開催候補地の選定方法について、各評議員からの意見徴収を行った。最後に、2007年末から今日まで国際事務局業務を所管してきた泉尾教会から、新しい執行部体制への引き継ぎが行われ、二日間にわたる国際評議員会が閉会した。日本からの三宅光雄副会長の代理の三宅善信師(IARF財務委員)と国際評議員の赤川恵一立正佼成会外務部次長をはじめ、マレーシア、インド(2名)、バングラデシュ、イスラエル、オランダ、英国、米国(2名)の11名の国際評議員以外に、日本からIARF助成金配分委員の三輪隆裕日吉神社宮司他1名のオブザーバーが出席した。


7月22日(水) 第196 回JLC会議      於 むつみ会 神幸殿

7月22日、2015年度のJLC(IARF日本連絡協議会)当番教団であるむつみ会本部(京都市左京区)の神幸殿で第196回JLC会議が開催された。

主な審議内容は、①昨年夏(2014年8月)に英国バーミンガムで開催された第34回世界大会の決算処理の報告と、②本年4月中旬にオランダのスコーンホーフェンで開催された2015年度IARF国際評議員会の報告がJLC加盟教団各位にシェアされた。中でも、③2007年末から2015年3月末まで大阪に置かれていた国際事務局の閉鎖に伴う業務の引き継ぎ報告と、④約十年間、国際事務局員を務めたロバート・パピーニ氏の退任と、国際評議員会後に雇用された新事務局員ルカシュ・リニウィック氏の紹介が行われた。さらには、⑤今年度の一般会計の執行状況に関する報告が行われた。

むつみ会神幸殿で開催された第196回JLC会議の様子

むつみ会神幸殿で開催された第196回JLC会議の様子

また、⑥8月下旬に予定されている日本チャプターとインドチャプターの交流事業の概要説明と、⑦5月に来日したスペイン人神父イグナシオ・マルケス師の受け入れ報告。⑧4月に宮崎県で行われたサンメッセ日南の20周年記念行事の報告。⑨8月2日に立正佼成会本部で開催されるKAICIID(サウジアラビアの諸宗教対話団体)との交流プログラムの説明等が行われた。さらに、今後のJLC会議の運営方針等についても協議された。なお、この日の会議には、IARF国際評議員の赤川惠一立正佼成会外務部次長、西田多戈止一燈園当番、三宅善信金光教泉尾教会総長、滝澤俊文むつみ会教務長、日本チャプター事務局長の芝幸介師らJLC加盟各教団から14名の関係者が出席した。


9月16日(水) 第197 回JLC会議      於 むつみ会 神幸殿

9月16日、2015年度のJLC(IARF日本連絡協議会)当番教団であるむつみ会本部(京都市左京区)の神幸殿で第197回JLC会議が開催された。

主な審議内容は、①2015年度の国際予算の執行状況の報告と、②英国のNational Westminster銀行における円口座開設作業の遅滞の報告およびB・ダール財務理事との間のやりとりの報告、③W・ダイクストラ会長からの各国際業務の報告等がJLC加盟教団各位にシェアされた。④JLC加盟団体である日本チャプターから、8月にインドで開催された日印の青年交流プログラムの報告が行われた、⑤シリア難民問題について情報を集めるため、12月の次回JLC会議の際に、難民支援協会の石井宏明氏を講師として招いて学習会を開催すること等が報告さ、それぞれ審議の結果、了承された。

むつみ会神幸殿で開催された第197回JLC会議の様子

むつみ会神幸殿で開催された第197回JLC会議の様子

なお、この日の会議には、IARF副会長の三宅光雄金光教泉尾教会長、同国際評議員の赤川惠一立正佼成会外務部次長、同財務投資委員の三宅善信金光教泉尾教会総長、西田多戈止一燈園当番、滝澤俊文むつみ会教務長、日本チャプター事務局長の芝幸介師らJLC加盟各教団から13名の関係者が出席した。


12月10日(木) 第198 回JLC会議     於 むつみ会 神幸殿

12月10日、2015年度のJLC(IARF日本連絡協議会)当番教団であるむつみ会本部(京都市左京区)の神幸殿で第198回JLC会議が開催された。この日の会議には、IAR国際評議員の赤川惠一立正佼成会目黒教会長、同財務投資委員の三宅善信金光教泉尾教会総長、西田多戈止一燈園当番、滝澤俊文むつみ会教務長らJLC加盟各教団から12名の関係者が出席した。

むつみ会神幸殿で開催された第198回JLC会議の様子

むつみ会神幸殿で開催された第198回JLC会議の様子

主な審議内容は、①2015年度の国際予算の執行状況の報告と、②英国のNational Westminster銀行における円口座開設作業の遅滞の報告およびB・ダール財務理事との間のやりとりの報告、③4月の国際評議員会後にW・ダイクストラ会長の面接によってオランダで雇用された新事務局員ルカシュ・リニウィック氏への雇用形態が、国際評議員会で承認された「条件」をダイクストラ会長の一存で「超えている」ことへのJLCとしての注意喚起等の国際業務の報告がJLC加盟教団各位にシェアされた。また、④長年、立正佼成会においてIARF業務を担当してきた赤川惠一師が、教団内の人事異動によって、12月1日付で立正佼成会目黒教会長に転出したことが報告され、同教団からのIARF担当名については、後日報告されることになった。なお、⑤来年度のJLC当番教団を一燈園が務めることが確認された。

難民支援協会の石井宏明常任理事を講師に招いて開催された学習会の様子

難民支援協会の石井宏明常任理事を講師に招いて開催された学習会の様子

この日は、JLC会議に引き続き、切迫するシリア難民問題について学ぶために、難民支援協会の石井宏明常任理事を講師に招いて、同じ会場で、90分間にわたってレクチャーと質疑応答を行った。日本国内において数多くの支援活動を実施している団体の中心者からの具体的な事例報告を聴き、国連経済社会理事会に総合諮問資格を有する国際的NGOであるIARFとしても、この問題について実施することができる可能性のあるプログラムを探っていくことになった。

京都市内のレストランで開催されたJLC2015年納会の様子

京都市内のレストランで開催されたJLC2015年納会の様子

学習会に続いて、会場を京都市中心部のフレンチレストランに移して、年度末のJLC会議恒例の「納会」が開催された。